近年はスマホの大型化が著しく、6インチ未満の小型スマホはほとんどリリースされていません。携帯性の良さや操作のしやすさで一部の層から根強い人気があるものの、小型スマホを求める人も減っているようです。
それを裏付けるように、中国Xiaomiの創業者である雷軍(レイ・ジュン)氏が「小型スマホではフラグシップモデルの研究開発費を支えられない」とコメントしています。
小型スマホの売り上げでは採算が取れない
あるWeiboユーザーが雷軍氏に「小型のスマホが欲しい」と伝えました。それに対し、雷軍氏は「小型スマホはユーザー層が少なすぎるため、(その売り上げでは)フラッグシップモデルの研究開発費を支えられない」と答えているほか、「小さすぎるスマホはカメラ性能やバッテリーの持ちに影響が出る」とも述べています。
実際、小型スマホはあまり売れていないのが現状です。Appleも以前は5.4インチのiPhone 12 miniとiPhone 13 miniをリリースしていました。しかし、どちらも売上が芳しくなく、iPhone 14からはminiモデルが廃止されています。
近年はスマホでゲームや動画視聴を利用するのが当たり前になり、それに伴って大画面を求める人が増加しました。小型スマホの需要は減っており、販売しても採算がとれない可能性があります。
そういった背景や雷軍氏の発言から推測すると、今後Xiaomiが小型スマホをリリースすることはないかもしれません。
泥ミニの商品開発をハイエンド(のみ)で考えてる時点で間違ってると思うな