Samsungがインド国内で同社の新ラインナップ「Mシリーズ」の発売をすることが明らかになりました。
ロイター社によると、Samsung(インド)のAsim Warsi氏が今月28日には3種類のスマートフォンを国内で発表すると話し、オンライン販売での売り上げ増加を期待する様子を見せていたことが明らかになっています。
フラッグシップとしておなじみ「Sシリーズ」や、ミッドレンジ帯の「Aシリーズ」、手頃な価格とパフォーマンスのバランスがよい「Jシリーズ」等とカテゴリ分けをしているSamsungですが、今回のMシリーズはインド市場のみで発売を開始します。インド国外での正式発売はまだ先の話となるでしょう。今シリーズはGalaxy M10と M20、 M30の3モデルを初期ラインナップとするようです。
Mシリーズですが、Samsungからは初のノッチ付きディスプレイを端末に採用するシリーズになるということで、その予想外の動きに注目が集まっています。情報は公開されていませんが、ノッチの形状はOppoなどと同じ水滴型のノッチが採用される可能性が報じられています。なお、ラインナップ全てで水滴型ノッチが採用されているとは限りません。
かつてインターネット上ではMarques Brownlee氏がTwitterで投稿した以下の画像が広がり、大きな反響を呼びました。
ツイート内の画像は、「Appleが流行らせたノッチスタイルにほとんどの競合他社は続いたものの、Samsungはその流れに乗らずノッチを採用せずにいる。そしてSamsung側に着く会社はもはやない。」という風刺をしたものになっています。
Asim Warsi氏はその他にも、Mシリーズでは若い世代のスマートフォンユーザーをターゲットとしていると話しています。このことから、シリーズ全体の価格帯は比較的低めに設定されるのではないかと予想できます。現在、インド国内では3万円以下のスマートフォンが支持される傾向にあります。価格は発表されていませんが、シリーズ最安機種の予想価格は約15000円からとなっています。インド市場での生き残りに必死なSamsungはコストパフォーマンスを重視するインドの消費者心理に沿う価格でGalaxy Mシリーズを発売するでしょう。
ノッチ採用をずっと拒み続けてきたSamsungにとって、今回のMシリーズのリリースは大きなチャレンジになるはずです。Samsungがノッチ付きデバイスを販売するとどれくらい売れるのか、これもMシリーズが示してくれることになるでしょう。
Source:Twitter, AndroidAuthority
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