本日3月12日午後3時30分より、XiaomiはインドでRedmi Note 9 Proの発表会を開催します。新型コロナウイルスの流行を考慮し、今回の発表会は例にもれずWEB配信のみの開催となりました。
telektlistでは私sekkenが、YouTubeで発表会の様子を視聴しながら、リアルタイムに解説・補足を交えつつ記事にしていく予定です。
Redmi Note 9 Proは、Xiaomiの格安スマホブランドRedmiの最新機種。特にこのRedmi Note Proシリーズは、素晴らしいコスパと扱いやすいデザインで毎回大きな人気を博しています。日本でも、中古販売店やネット通販で頻繁に流通しているのを見かけますよね。
【リアルタイム更新は終了しました】
詳細スペックについては、以下のスマホ情報ページにまとめています。
以降では発表された順番に沿って、内容説明します。
目次
- 1 マヌー・クマール・ジャイン、Xiaomi India CEO登場
- 2 上位モデル、Redmi Note 9 Pro Max発表。
- 2.1 新しいプロダクトデザインのテーマは「Aura Balance Design」
- 2.2 イヤホンジャックは保持。ありがとうRedmi
- 2.3 Redmi Note 9 Pro Maxはゴリラガラス5を三面に装着して超丈夫に
- 2.4 指紋センサーは側面へ
- 2.5 Redmi Note 9 Pro Maxのカラバリは三色
- 2.6 期待のクアッドカメラは?
- 2.7 Redmi Note 9 Pro Maxのインカメラはパンチホールで32MP。Redmiシリーズ最大解像度
- 2.8 カメラまとめ
- 2.9 Redmi Note 9 Pro MaxのSoC等演算面の性能は?
- 2.10 位置情報システムはインド国産衛星・NaVICに対応。
- 2.11 Redmi Note 9 Pro Maxのバッテリーは5020mAhで33Wの高速充電器を同封
- 3 Redmi Note 9 Pro発表。Pro Maxと大きく変わらず。
- 4 価格は驚異の1万円台から
- 5 公式サイトもオープン
マヌー・クマール・ジャイン、Xiaomi India CEO登場
もはやマスコットとなりつつある、Xiaomi India CEOのマヌー・クマール・ジャイン氏が登壇します。ステージ前にいる人達はおそらくXiaomiのサクラなのでしょうが、やたらと歓声を飛ばしていてなんだか変な感じです。
いつものようにXiaomiの自慢からスタートします。たくさんスマホを売っていますよ。という報告ですね。
Redmiブランドだけでも、1億台以上をインドで販売してきたとのこと。かなりの量です。
上位モデル、Redmi Note 9 Pro Max発表。
前々から噂されていた、上位機種のRedmi Note 9 Pro Maxが先に発表されました。
Pro Max、というとまるでiPhone 11 Pro Maxのようです。
新しいプロダクトデザインのテーマは「Aura Balance Design」
2019年のXiaomiのとにかくキラキラしたゴージャスなAura Designから落ち着き、調和の取れた「Aura Balance Design」が提唱されました。それに続いて早速Redmi Note 9 Pro Maxの写真が発表されます。
新しいRedmi Note 9 Pro Maxがこちら。より深みのある美しいカラーになってきたように感じます。
本体背面はガラス素材を採用。手により良く馴染むようになりました。
Maxの名を冠するだけあって、サイズはかなり巨大。インカメラをパンチホールにしたディスプレイのサイズは6.67インチ。完全にファブレットの域に入ります。
イヤホンジャックは保持。ありがとうRedmi
Redmi Note 8 Proに続き、今作でもイヤホンジャックは存続しました。未だこれらを要求する層は厚く、非常に好感が持てます。
Redmi Note 9 Pro Maxはゴリラガラス5を三面に装着して超丈夫に
コーニング製のGorillaGlass 5をディスプレイ、背面、カメラレンズに搭載し”超丈夫”になりました。
前々作のRedmi Note 7 Proでは、端末でクルミを割ったり、端末をまな板にしてサラダを作るという奇抜な動画で丈夫さをアピールしていましたが、さらなる強度を期待できます。
指紋センサーは側面へ
デザイン面と利便性を両立するとして人気の高い、側面指紋センサーを採用しました。Xperiaなどでは定番ですが、意外と採用機種が少ないのが現状です。
Redmi Note 9 Pro Maxのカラバリは三色
Redmi Note 9 Pro Maxには3種類のカラーバリエーションが用意されています。今後増える可能性はありますが、ひとまずオーロラブルー、グレイシャーホワイト、インターステラーブラックの3つに。ホワイトはやや黄味がかったようにも見えます。
期待のクアッドカメラは?
前々から言及されていたクアッドカメラは、画像のような構成に。
Redmi Note 8 Proと同じ64MPセンサーをメインに、8MP超広角(119°)、5MPマクロ(最接2cm)、2MP深度センサーを搭載。64MPのクロップによほど自信があるのか、望遠レンズは搭載されませんでした。
同じ価格帯のライバル機種との比較も紹介されました。好みが分かれるところですのでぜひ皆さん自身の眼で確かめてみてほしいところです。
その他、RAW形式での出力にも対応しています。撮影した写真を後から標準機能で細かく補正できるようになるようです。PCを開かずともスマホだけで高度な編集が完結するのは良いことですね。
広角レンズでも、暗い場所を鮮明に写します。
Redmi Note 9 Pro Maxのインカメラはパンチホールで32MP。Redmiシリーズ最大解像度
インカメラはGalaxy Note 10似のパンチホール式で、Redmiシリーズ最大解像度の32MPのものを搭載します。最近はインカメラの高解像度化も止まりません。そのうち48MPのものも出てくるのでしょうか。
カメラまとめ
カメラ機能のまとめがこちら。記事で詳細な解説を省いたものの中では、シネマライクな21:9アスペクト比の動画撮影機能が付いたことなどが挙げられます。これもなかなか楽しそうです。
Redmi Note 9 Pro MaxのSoC等演算面の性能は?
ということで、SoCはクアルコムのSnapdragon 720G搭載です。Snapdragon 7シリーズを搭載するRedmiは初めてということで、どんどんと高性能化が進んでいることがわかります。
Antutu 8のベンチマークスコアはSnapdragon 730をも上回ります。
RAMは最大8GB、ストレージは最大128GB、MicroSDカードで512GBまでの拡張にも対応しています。RAMは随分と増えた印象です。
位置情報システムはインド国産衛星・NaVICに対応。
位置情報システムはアメリカのGPS、ロシアのGLONASS、中国のBeiDouに加え、インド国産のNavICにも対応しました。インド国内での利用がより便利になることに加え、インド国内でのXiaomiのイメージも更に良くなることでしょう。
Redmi Note 9 Pro Maxのバッテリーは5020mAhで33Wの高速充電器を同封
バッテリーはさらに巨大化し5020mAhに。この巨大なバッテリーを充電するため、33Wの高速充電器を同封します。
私が去年買ったXiaomi Mi 9は、別売りの充電器をわざわざ買って最大27Wの充電速度だったのに、たったの一年でミドルレンジモデルの標準充電器に追い越されてしまいました。スマホの進化スピードには驚くばかりです。
Redmi Note 9 Pro発表。Pro Maxと大きく変わらず。
続いてPro Maxと比べると下位モデルになるRedmi Note 9 Proの発表です。
概ねのスペックは同じですが、一部に違いが有るためご紹介します。
SoCは変わらず、RAM容量が最大6GBへグレードダウンしました。また、バッテリー容量に変化がないのはとても嬉しいことです。ただし、同封充電器は18Wのものに格下げ。
Pro Maxとディスプレイサイズに違いはないことに注意!
Pro Maxといって真っ先に思い出すiPhone 11 Pro Maxでは、ディスプレイサイズはiPhone 11 Pro < iPhone 11 Pro Maxとなっています。iPhone XS/XS Maxでもディスプレイサイズが異なるという扱いでした。
一方、Redmi Note 9 Proシリーズではディスプレイサイズに違いはありません。どちらのモデルでもディスプレイは6.67インチのパンチホールディスプレイを搭載しています。
あくまで、Proのさらに上位モデルがPro Maxであるということに注意してください。
カメラも少しグレードダウン
カメラも多少グレードダウンし、64MPのメインカメラが48MPへ解像度の削減などがなされました。その代わり、1ピクセルあたりの光量が大幅にアップし、ノイズの低減とディティールの向上が期待されます。
インカメラに関しても、32MP→16MPと解像度減少。これでも十分です。
価格は驚異の1万円台から
Redmi Note 9 Proは4+128GB、6+128GBの2モデル展開で、価格はそれぞれ
- 4+64GB - 12,999ルピー(約1万8000円)
- 6+128GB - 15,999ルピー(約2万2000円)
となっています。レートは昨今の円高の影響や、AliExpressなど各種通販サイトのマージンもあり今後多少高価になる可能性が高いですが、かなりの爆安と言えるのではないでしょうか。Amazon.in、Xiaomiストア等で17日より販売開始です。
Redmi Note 9 Pro Maxは3モデル展開。容量、価格はそれぞれ、
- 6+64GB - 14,999ルピー(約2万1000円)
- 6+128GB - 16,999ルピー(約2万3000円)
- 8+128GB - 18,999ルピー(約2万6000円)
となっています。またも、結構な安さです。こちらは25日より、同様にAmazon.inなどから発売予定です。
公式サイトもオープン
製品発表終了直後から、Mi.com内でRedmi Note 9 Pro及びPro Maxの公式製品ページがオープンしています。細かい仕様やカメラの作例等、こちらから確認してみてはいかがでしょうか。
Source:YouTube
pro maxってw