nubiaのゲーミングブランド、Red Magicより最新フラッグシップモデルのRed Magic 6および6 Proが正式発表。スマホ史上初となる165Hzリフレッシュレートや500Hzタッチサンプリングレートに対応し、Proモデルは120W急速充電に対応している点が特徴のモデルとなっています。
目次
Red Magic 6
- Snapdragon 888
- 6.8インチ1,080p(20:9)AMOLEDディスプレイ
- 165Hzリフレッシュレート・500/360Hzタッチサンプリングレート(一点/マルチタッチ)
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 5,050mAhバッテリー、66W有線、PD3.0 PPS/QC3.0/QC4充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン+8MP超広角+2MPマクロ
- インカメラ:8MP
- ステレオスピーカー
- 冷却ファン(18,000rpm)
- イヤホンジャック
- ショルダーセンサー(400Hz)
- Red Magic OS 4.0(Android 11)
- Wi-Fi 6E対応
- 充電器付属
- 169×77.09×9.7mm、220g
Snapdragon 888搭載はもちろん、リフレッシュレートにおいてはスマホ史上最大の165Hz、タッチサンプリングレートは500Hz(一点タッチのみ。マルチタッチは360Hz)に対応。
ショルダーセンサーのタッチサンプリングレートに関しては、前世代モデルであるRed Magic 5Gの300Hz(5Sは320Hz)から100Hz増えた400Hzに。また一つのセンサーにつき同時に2箇所のタップを割り当てることも可能となっています。
肝心の165Hz対応ゲームについては、Magic Tiles 3など100余りのアプリが現在対応しているとのこと。また使用シーンに合わせてリフレッシュレートは「30/60/90/120/144/165Hz」で切り替わるそうで、バッテリー消費への影響はそこまで大きくなさそうです。
デザインにおいては、Red Magic 5Gと比べカメラモジュールが六角から四角になり、RGBライトが中央端に2つ増えた程で、左右対称であるなど全体的にはあまり変わっていません。
冷却性能に関しては、5Gの15,000rpmより20%増加した18,000rpmの冷却ファンやVC冷却などを含めた冷却機構6層からなる「ICE6.0」を実装。また温度計測器は計13箇所に配置されているとのこと。
対比として、同じゲームをRed Magic 6、某QOO 7、某Mi 11でプレイした際の温度は以上のように差が出ています。
充電速度に関しては、こちらは66W急速充電となりますが、バッテリー容量は5,050mAhと十分にあり、15分で60%、38分で満充電が可能。
カメラ構成は前モデルより変わりありません。
Red Magic 6 Pro
- Snapdragon 888
- 6.8インチ1,080p(20:9)AMOLEDディスプレイ
- 165Hzリフレッシュレート・500/360Hzタッチサンプリングレート(一点/マルチタッチ)
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、120W有線、PD3.0 PPS/QC3.0/QC4/QC5充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン+8MP超広角+2MPマクロ
- インカメラ:8MP
- ステレオスピーカー
- 冷却ファン(20,000rpm)
- イヤホンジャック
- ショルダーセンサー(400Hz)
- Red Magic OS 4.0(Android 11)
- Wi-Fi 6E対応
- 充電器付属
- 169×77.09×9.8mm、220g
今回はProモデルも存在しており、無印モデルとの違いは主にバッテリー容量、充電速度、冷却性能、デザインとなっています。
デザインは無印モデルよりもすっきりした見た目になり、冷却性能に関しては冷却ファンのrpmが2,000増加の20,000rpmとなり、航空機級の散熱性能を誇る合金を含めた冷却機構7層からなる「ICE6.0 Pro」を実装。こちらは上の画像の通り無印モデルよりもさらに優れた冷却性能となっているようです。
一方バッテリー容量は550mAh少ない4,500mAhとなり、120W急速充電に対応。5分で50%まで充電が可能としています。
Red Magic OS 4.0
ソフトウェアはAndroid 11ベースのカスタムスキン「Red Magic OS 4.0」となり、有線/ワイヤレス接続によるディスプレイ出力や、キーボード&マウス操作に対応。
FPSにおいて草むらなどに隠れている敵をディスプレイの色相を変えることにより見つけやすくするハンティングモードなども。
また超広角の異なるアスペクト比でのディスプレイ出力も可能となっており、その分広い視野が確保可能。
さらにはディスプレイ出力中に、端末の方ではブラウザーを開くなどといった別の作業も可能となっています。
Red Magic Watch他アクセサリー等
発表会では他に、スマートウォッチのRed Magic Watchや、Red Magic 6/6 Pro用のアクセサリーの発表もありました。
Red Magic Watchのスペックとしては、1.39インチAMOLEDディスプレイ、重さ30g、15日持つバッテリー、5ATM防水、クリケットなどを含め16種類の運動モード、心拍数測定など。
価格はシリコンベルトが599元(約1万円)レザーベルトが699元(約1.2万円)で、ベルト単体はそれぞれ49元(約810円)、149元(約2,500円)となっています。
アクセサリーは画像の通り、冷却ファン(ダブル)、Type-C→イヤホンジャック&Type-C×2(2K&165Hz対応出力用とPD対応充電用)の変換ドック、保護ガラスやケース、充電器、ケーブルなど。
価格はそれぞれ179元(約3,000円)、39元(約650円)、49元(約810円)、119元(約2,000円)、269元(約4,500円)、69元(約1,100円)、59元(約980円)、148元(約2,500円)となっています。
約6.3/7.3万円から
カラーはRed Magic 6が碳纤黑(カーボンファイバーブラック)、赛博霓虹(サイバーネオン)の2色、Red Magic 6 Proが玄铁黑(ブラックアイアンブラック)、冰刃银(アイスブレードシルバー)、そして冷却ファンなどがRGBで光る透明版を含めた3色展開。3月11日より販売開始となっており、その価格は以下の通りです。
Red Magic 6
- 8GB+128GB 3,799元(約6.3万円)
- 12GB+128GB 4,099元(約6.8万円)
- 12GB+256GB 4,399元(約7.3万円)
Red Magic 6 Pro
- 12GB+128GB 4,399元(約7.3万円)
- 12GB+256GB 4,799元(約8万円)
- 16GB+256GB 5,299元(約8.8万円)
Red Magic 6 Pro(透明版)
- 16GB+256GB 5,599元(約9.3万円)
- 18GB+512GB 6,599元(約11万円)
グローバル版は近日発表
発表会の最後にはグローバル発表についても触れられ、「COMING SOON(近日発表)」とのこと。また、画像には無印、Proモデル両者ともにあることから、両方ともグローバル展開される可能性は非常に高いと言えるでしょう。続報に期待ですね。
ヤッベェ超欲しい
Pro超欲しい
これにRogはどう対抗するかも見ものだな