つい先日、vivo、OPPOと続けて120W、125W超急速充電の発表がありましたが、それに続きRealmeも7月16日に125W超急速充電を発表しました。
Realmeが元はOPPOから始まったことを考えれば不思議なことではありませんが、こちらはOnePlusのWarp Chargeにも対応している点が特徴的です。
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基本性能はOPPO 125W flash chargeと同じ
Realmeの125W超急速充電は「125W UltraDart charge」と呼ばれ、4000mAhバッテリーを0%から3分で33%まで充電できるとしています。
充電時間についてはそれしか言及されていませんが、OPPO 125W flash chargeの充電時間のグラフを見ると、同じように3分で33%くらいなため、満充電にかかる時間も変わらないものと思われます。
仕組みについても、20V×6.25Aを10V×12.5Aに変換したり、14個の温度センサー搭載で40度以下を保つなど、OPPO 125W flash chargeと基本的には同じです。
また、100~240Vの入力に対応し、どの国にいようとも125Wでの充電が可能とのこと。
OnePlusのWarp Chargeにも対応
OPPO 125W flash chargeがUSB-PDやQuick Chargeなど他充電規格と互換性があったように、Realme UltraDart chageも同様に以下の規格に対応しています。
- USB-PPS(125W)
- USB-PD(65W)
- Quick Charge(36W)
- VOOC
- Dart charge
- Warp charge(30W)
- SuperVOOC(50W)
- SuperVOOC 2.0(65W)
- SuperDART(65W)
OPPO 125W flash chargeで互換性があったのは、USB-PDやQuick Charge、それに加えVOOC、Super VOOCなどのOPPOの独自規格だけであったのに対し、RealmeのUltraDARTはRealmeはもちろん、OPPO、OnePlusの独自規格にも対応。
RealmeはOPPOのR&Dや工場を使用していると公言しているため、OPPO、OnePlusの独自規格に対応していることに何ら不思議はありません。
ただ、OPPO 125W flash chargeと125W UltraDart chargeが同じものであるとすると、前者も同様にRealmeやOnePlusの独自規格に対応しているのではないでしょうか。ブランディングのため名前を変えることは結構ですが、そういった互換性の辺りはしっかりと表記してほしいところです。
それぞれ50Wと65W充電に対応したコンパクトな充電器も
OPPOは125W急速充電発表と同時に、それぞれ110Wと50Wに対応した充電器を発表しましたが、Realmeも同様に2種類の充電器を発表しました。
詳細については、それぞれ50Wと65Wに対応したコンパクトな充電器である、との情報のみで、互換性や価格、発売日時等は一切不明です。
対応スマホは8月発表か
また、125W UltraDart charge対応スマートフォンについては、Realme公式Weiboアカウントの125W UltraDart charge発表の投稿に「5G闪充手机新品,8月见!(新しい5Gフラッシュスマートフォン、8月にお会いしましょう!)」とあるため、vivo 同様に8月には対応スマホが発表されると思われます。発売した際には、是非とも実機を手にしたいところですね。
Source:Realme公式Weiboアカウント
汎用性高杉内
…日本はどんどん離されていくなあ