実機レビュー：Xiaomi Mi 10【高品質で大満足】

Xiaomi Mi 10は2020年2月に発売されたスマートフォンで、6.67インチディスプレイにSnapdragon 865を搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったKinect様、ありがとうございました。

Xiaomi Mi 10のスペック概要

https://telektlist.com/smartphone_info/xiaomi-mi-10/

購入について

購入の決め手

以前使っていたGalaxy S10と見た目が似ていてSnapdragon 865を搭載したスマートフォンが欲しかったため。

購入場所・購入時期・購入価格

購入場所：Etorenで購入
購入時期：2020年4月
購入価格：7万9,544円

購入モデル

グローバル版Mi 10 5G、メモリ8GB、ストレージ128GB、本体色はスレートグレー

化粧箱・付属品

箱は白く、虹色の光沢があり非常に高級感あふれる作りでした。30W急速充電に対応した充電器が同梱してありますが、イヤホンと画面フィルムがないのは残念でした。

＜付属品＞
充電器(30W)
充電ケーブル
Type C to 3.5MM変換ケーブル
透明ハードカバー
説明書(日本語なし)
SIMピン

本体デザイン

背面ガラスは非常に光沢があり、少し触っただけで指紋でベタベタになってしまいます。本体色はグレーですが反射する光によっては青っぽくなります。

カメラは非常に出っぱっており机に置いて揺らすとガタガタします。カバーを付けなければすぐに傷だらけになってしまいそうです。幸いなことに付属品のカバーを装着することでカメラの段差を隠すことができるのでありがたく利用させてもらっています。側面は金属製で背面とほぼ同じ色です。

ガラスサンドイッチでフラッグシップ感全開なデザインでとてもかっこよく気に入っています。

ディスプレイ

ディスプレイの発色はとても良く、フルHD+なので解像度も十分です。また90Hzの有機ELを搭載しているためとてもヌルヌル動き指に吸い付いてくる感覚があります。
画面の色味は設定から細かく変えることができます。

ソフトウェア・アプリ

XiaomiのMIUI11を搭載しており、独自機能が大量にあります。

他社スマホにある機能は大体あるイメージです。初期アプリはかなり多めでブラウザや電卓以外にも赤外線で家電を操作するアプリや独自のファイル共有アプリ、最適化アプリなどが入っていました。

デフォルトのランチャーはとても軽快に動きますが、ドロワーや通知バッチがないためサードパーティー製のものに比べると機能不足に感じました。

動作・ゲーム性能

Snapdragon865を搭載しているだけでなくLPDDR5やUFS3.0、90Hzのディスプレイも合わさり動作は非常に軽快です。ベンチマークスコアもトップレベルでゲーミングに置いても非常に快適に動作しカクつくことはありません。

しかし一部全画面非対応ゲームではディスプレイの端に映像が表示されず帯が出てしまったりするので気になる人は気になるかもしれません。

巨大な冷却システムを搭載しているとのことで冷却性能に期待していたのですが、ゲーム中はほんのり温かくなります。

Antutuベンチマークスコア 57万8372点
Antutu Storage test 4万3525点
AItutuベンチマーク 45万5777点
GeekBench 3280点

カメラ性能・写真サンプル

1億800万画素のセンサーを搭載したメインレンズはとても高精細な写真を撮ることができますが通常モードは2700万画素での撮影になります。

少し彩度が高いですがダイナミックレンジも広く、明暗の差がある環境でもきれいな写真を撮ることができます。ただし1億画素モードでは明るさを補うためにISO感度が上がりノイズが増えてしまいます。その上HDRも使えないため暗所や明暗が激しい場所での使用には向きません。

しかし明るい環境では驚異の性能を発揮し猫の毛一本一本までハッキリと描写するほどです。

ナイトモードでは通常モードよりも白飛びと黒つぶれを抑え、見やすい写真に仕上げてくれます。

超広角レンズは1億画素のメインレンズに比べるとインパクトに劣ってしまいますがとてもきれいに広範囲を写してくれるため狭い室内やダイナミックな写真を撮りたいときに活躍してくれます。

マクロレンズは暗所性能がとても低く画素数も200万画素しかないためオマケ程度のものです。それでも2cmくらいの距離まで近づけるため写真を撮る楽しみが増えました。

スピーカー・音質

イヤホンジャックはありませんが、通常のスマートフォンと異なり通話用スピーカーでステレオ再生を行うのではなくステレオ再生用のスピーカーを搭載していることで音の定位もしっかりしていて、なおかつ音質も最高です。

スマートフォンとは思えないほどの音質と立体感でゲームプレイや音楽視聴などで大活躍しています。

電池持ち・充電速度の印象

4780mAhの大容量バッテリー搭載のため電池持ちはとてもよく、開封初日で初期設定やらで長時間使った日にもバッテリーが尽きることはありませんでした。よほど長時間ゲームをプレイする人でなければ1日しっかりと使うことができると思います。

もしバッテリー持ちが気になるのであればリフレッシュレートを60Hzにすることで更に持続時間が伸びます。

付属している30W急速充電用の端子は海外端子のため変換アダプターが必要になります。
充電速度は非常に高速でわずか10分間の充電で20％充電することができました。充電中は本体は27度程度、充電器は人肌程度まで温まります。

ワイヤレスも有線と同じく30W充電に対応していますが30Wのワイヤレス充電器がないため試すことはできませんでした。スマートフォンの中でも飛び抜けて高速のため、今まで充電速度がネックでワイヤレス充電を使っていなかった方でも十分に使える速度があるかと思います。

その他独自機能について

個人的にはデフォルトアプリのアイコンにアニメーションがあり動くことや、画面内指紋認証のあと上にスワイプすることで即ブラウザが起動できる機能が気に入っています。

時計、通知を常時表示する機能や誤タッチ防止機能、ダークモードなどもしっかり搭載しており初めてXiaomiのスマホを使うという方でも困ることはないと思います。

まとめ

良い点

悪い点

全体的な感想

前作のMi9よりも値段が高くなってしまいましたが依然としてコスパに優れており、エッジディスプレイ、高リフレッシュレートモニター、パンチホールなど最近の流行をしっかりと掴んでおり、これぞ2020年のフラッグシップ！という雰囲気があります。

初めてのXiaomi端末ですが妥協のない高品質な作りで大満足です。防水非対応、イヤホンジャックなし、208gの重量が気にならない方ならとてもおすすめできる機種です。

評価： 4/5点

価格・購入先

Mi 10の 8 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 63,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

現在、通販サイトでの購入が可能です。

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• AliexpressでMi 10を購入する
• GearbestでMi 10を購入する

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