実機レビュー:UMIDIGI F2【もう一息】

UMIGIDI F2は、Umidigiが2019年10月に発売したスマートフォンで、対応バンドの幅広さが特徴的です。日本の3大キャリアとの相性も良く、日本国内で販売されている機種と同じように使えるのが大きな魅力です。

寄稿してくださったかずまんちぇ様、ありがとうございました。

UMIGIDI F2のスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.53インチ, 1080 x 2340, IPSディスプレイ, 395ppi
サイズ162.6 x 77.7 x 8.7mm, 207g
システム
OSAndroid 10
SocMediatek Helio P70
CPUCortex A73(2.1GHz) x4 + Cortex A53(2.0GHz) x4 8コア, 2.1 GHz
メモリ(RAM) 6GB
ストレージ 128GB,  microSD最大256GBまで
カメラ
メインカメラ 48 + 13 + 5 + 5MP, F値/1.8, クアッドカメラ, LEDフラッシュ, PDAF
メインカメラ特徴
前面カメラ 32MP, F値/2.0, Samsung S5KGD1センサー
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 環境光センサ
機能防水 非対応, イヤホンジャック あり
バッテリー2.0, Type-C 1.0, 5150mAh

購入について

 購入の決め手

何かと話題なスマホなので、この価格でどれだけ使えるのか試してみたかったから。

 購入場所・購入時期・購入価格

Aliexpress プレセールで約2万円で購入

 購入モデル

UMIDIGI F2 Midnight Black

化粧箱・付属品

化粧箱については、到着時に1台の化粧箱の端が少しだけ潰れていました。

付属品:

本体

ケース(ウレタン製?)

US版ACアダプター USB TypeC to TypeAケーブル

発送遅延のお詫び品としてUpods,Uwatch3

日本語説明書 

本体デザイン

値段の割に、見た目はとても洗練されている印象です。

4眼カメラもダサくなく、非常に好感が持てます。サイズ感的にはGalaxy Noteシリーズのようなイメージを持っていただければいいかと思います。

 ディスプレイ

ディスプレイは1080x2340の6.53インチFHD+です。 発色自体は良いと思いますが、Mate20 ProなどのAMOLEDディスプレイ搭載のスマホと比較してしまうと、やはりかなり違います。

感じ方は人それぞれですが、私はギリギリ許容範囲内です。

ソフトウェア・アプリ

ソフトウェアはストックAndroid10で、Asus Zenfone Max Pro (M2)とほとんど同じです。

メーカーによるカスタムロムなどでは無いので、非常に動きは早いと思います。

画面のスワイプの動きは、ROG Phone IIのような超ハイエンドと同じ感じがします。

動作・ゲーム性能

Antutuのベンチマークは約19万点でした。 PUBGなどのゲームをしましたが、私の操作には向きませんでした。

カメラ性能・写真サンプル

カメラは良いとは言えません。 Zenfone5/6やHuawei Mate9/10/20、P30などのハイエンドモデル(全てProモデル)や、Zenfone Max Pro (M2)やXiaomi Note10 などのエントリーモデルと写真を比べましたが、非常に画質などが劣っていました

また、ピントの調整も他の端末より時間がかかりました。

スピーカー・音質

音質は3~4万円のエントリーモデルと同じような感じでした。

しかし、アップデート後には解消されましたが、前は音をミュートにしてもスピーカーから音が流れてしまっていました。

また、音量の調節段階が少なく、音を最小にしても他の端末より音が大きいです。今後のアップデート後に期待ですね。

電池持ち・充電速度の印象

電池持ちはとても良いです。 ハイエンドモデルよりも長く持つ印象です。

まとめ

 良い点

①価格以上の外観クオリティー

②5150mAhの大容量バッテリー

③6.53インチのディスプレイ

6G RAM 128G ROM

 悪い点

①カメラ画質の荒さ

②スペック不足

③ソフトウェアの不十分さ

 全体的な感想

金額以上の外観クオリティーであると思います。しかしソフトウェア面では、やはりまだまだ作り込みが甘いと感じます。カメラ性能もイマイチです。

ですが、この金額でクアッドカメラを搭載したのはすごいと感心しましたし、全体としてコストパフォーマンスは良い方だと感じました。

私は2台購入しましたが、そのうちの1台はマイクの調子が悪い(電話の時に声がこもる)現象が発生しているので、当たり外れの多い商品なのかもしれません。

説明ではau不可となっていましたが、au回線は問題なく繋がりました。もちろん通話もできます。

私はdocomo回線よりもau回線の方が相性がいいと感じています。しかし4G+には対応していないので、やはり通信速度は遅かったです。

評価:  3.5/5点

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