実機レビュー:Umidigi F1 Play【安い割に性能が良い】

このレビューは、2019年3月にUmidigiから発売されたミドルレンジモデルのスマートフォン「Umidigi F1 Play」のテレクトリスト読者による実機レビューです。

koron様、レビュー投稿ありがとうございました。

Umidigi F1 Playのスペック概要

Umidigi F1 Playは、国内でも人気機種として話題になったUmidigi F1の上位モデルです。
プロセッサは、Umidigi F1と比べてより性能が優れた「Helio P60」を搭載、RAM 6GB、ストレージ 64GBのスペックです。
大容量の5150mAhバッテリーを搭載しています。
基本スペック
ディスプレイ6.3インチ, 1080 x 2340, LTPS IPSディスプレイ, 409ppi
サイズ156.9 x 74.3 x 8.8mm, 193g
システム
OSAndroid 9.0 (Pie)
SocMediatek Helio P60
CPUCortex-A73 x4 & Cortex-A53 x4 8コア, 2.0 GHz
メモリ(RAM) 6GB
ストレージ 64GB,  microSD最大256GBまで
カメラ
メインカメラ 48 + 8MP, F値/1.7, デュアルカメラ, PDAF
前面カメラ 16MP, F値/2.0
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 顔認証ロック
機能防水 非対応, イヤホンジャック あり
バッテリーType-C 1.0, 5150mAh

購入について

購入の決め手

安くてカタログスペック・評判共に良い

購入場所・購入時期・購入価格

Amazon.comで2019年8月に購入.税込¥ 22,837

購入モデル

simフリーグローバルモデル

化粧箱・付属品

箱は黒一色で、意外と高級感がある見た目ですが、実際は紙の箱でありオーソドックスなものです。

開封するとソフトケースに入った本体、充電ケーブル(USB-C)、USB-電源変換コネクタ、説明書が入っている。イヤホン類は入っていません。

本体デザイン

同スペックの中華スマホと大差なく、シンプルなデザインと言えます。

背面はおそらく金属でつや消しされていますが、手垢などが少し目立ちやすく感じます。

表面はほぼ全面ディスプレイで、下部のボタンもタッチディスプレイで代替されています。

本体は意外と細身で、男性なら持ちやすいが全体的に大型化かつ重量が200gほどあるので、女性には持ちにくいかもしれません。

ディスプレイ

以前使用していたUlefone T1と比べると断然明るく、でも見やすく感じます。
発色も感動的ではないが、普段使うには十分に綺麗です。

ソフトウェア・アプリ

OSは純粋なAndroid 9.0のようで、中華スマホでたまに見られるOSの謎カスタムも、ほぼないようなので使いやすいと思います。

逆に言えば特記するような独自機能はないため、色々いじりたい人にはいいかもしれません。また,IIJ mioを使っているのですが、デフォルトで設定が入っていたので、セットアップが簡単なのは助かりました。

独自機能

良くも悪くも独自機能は少なく、オーソドックスだと思います。
逆に言えば、あまり独自性を求めず、安価にそれなりのスペックを求めるのであればおすすめと言えます。

処理性能

Webブラウジング、Gmail、通話を含むLINEぐらいしか使用しませんが、十分にサクサク動きます。
また、ドコモのプラチナバンドにも対応しているので,電波面で困ることも特にないです。

カメラ性能・写真サンプル

街中と料理をそれぞれ撮影しましたが、以前使用していたUlefone T1と比較するとカメラのシャッタレスポンス、画質、明るさとも格段に良いです。

特に外で撮影した時の発色はよく、侮れない性能です。

ただ、QRコードを読み取る際、ピント合わせに多少時間がかかったため、ピントが合いにくい時もあるかもしれません。

以下はUmidigi F1 Playで撮影した写真サンプルです。(画像クリックでフルサイズ表示。ファイルサイズにご注意ください)

スピーカー・音質

可もなく不可もなく、でしょうか。
普通に音楽を聴いたり、通話する上で問題はありません。

電池持ち・充電速度の印象

容量の割には持ちが悪い気もしますが、通勤中や夜のWebブラウジングやLINEで使っても1.5から2日程度は持ちます。

まとめ

◎良い点

  1. 安い割に性能が良く電池も持つ
  2. カメラが意外と綺麗に撮影できる
  3. ケースも付属しておりすぐ使える

×悪い点

  1. 背面に指紋などがつきやすい
  2. 大きくて重めなので片手で長時間使うと人によっては負担
  3. マニュアル類が最低限しかなくサポートに不安感

全体的な感想

23,000円ほどでこのスペックのスマホで買えるのは素晴らしいの一言です。

普段はLINEやWebブラウジング、Gmailぐらいしか使いませんが、ビデオ通話等を含めてサクサク動作し、なおかつ電池も丸1日以上は優に持つので、ゲーマーでない普段使いのスマホとして高いコスパを持つおすすめモデルです。

ただ、サポート体制に若干の不安があるため、SIMフリーや中華スマホに慣れている人向けです。

満足度:10点満点中8点

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