実機レビュー:Redmi K40 【高級感のある筐体】

Redmi K40は2021年3月に発売されたスマートフォンで、6.67インチフルHD+ディスプレイやSnapdragon 870を搭載しているのが特徴です。投稿してくださったkudou shin様、ありがとうございました。

Redmi K40のスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.67インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 395ppi
サイズ163.7 x 76.4 x 7.8mm, 196g
システム
OSAndroid 11
SocQualcomm Snapdragon 870
CPUKryo 585 8コア, 3.2 GHz
メモリ(RAM) 6GB / 8GB / 12GB
ストレージ 128GB / 256GB,  microSDスロット無し
カメラ
メインカメラ 48 + 8 + 5MP, F値/1.79, トリプルカメラ, LEDフラッシュ, PDAF
メインカメラ特徴
前面カメラ 20MP, F値/-
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス
機能防水 IPX 5, あらゆる方向からの噴流水を受けても問題なし, イヤホンジャック なし
その他特徴ハイレゾ対応
バッテリーType-C, 4520mAh
https://telektlist.com/smartphone_info/xiaomi-redmi-k40/

購入について

購入の決め手

外見・SoC性能・値段から。

購入場所・購入時期・購入価格

購入場所:Giztop

購入時期:2021年3月18日

購入価格:52,000円

購入モデル

Xiaomi Redmi K40 White 8GB-128GB

化粧箱・付属品

化粧箱の表には派手に金色文字でK40とあり、裏にはRedmiの恐竜イラストがあります。

付属品は以下の写真の通りです。

本体デザイン

本体サイズは163.7 x 74.4 x 7.8mm。そして重量は196gと、200gを切っています。実際に持ってみると厚みが薄く軽く感じます。

所持しているMi11と並べると縦が少し短く、横がわずかに広くなっています。(右がRedmi K40)

色はブラック, ホワイト, オーロラの3種です。ブラックに関してはK40pro以上ではダマスカス鋼をモチーフにした文様のある黒になっています。

自分は一番安いモデルのK40の白にしました。表面はつや消しの白でグラデ―ションやパールカラーの偏光はありません。とてもシンプルかつ上品に見えます。

最初はダマスカスブラックがいいなと思ったのですがすぐに飽きるかもと思い直し、安価モデルにしました。

ディスプレイ

ディスプレイは6.67インチのOLEDで解像度は1080 x 2400pxです。ピクセル密度は395ppi とまあまあです。

ディスプレイがフラットとカーブの違いがあるので表と裏ですこし印象が違い、画面側からみるとMi11のほうがベゼルの関係で横が広くみえます。(右がRedmi K40)

最大1300ニトの明るさがあり昼間の視認性も比較的良好です。リフレッシュレートは120hzと60hzを選択するようになっていて自動選択はありません。タッチサンプリングレートは360Hzまで対応。

パンチホールは中央にあるのが個人的にはマイナスなのですが、ホールが非常に小さく好印象です。画面はフラットで画面内指紋認証はありません。指紋認証はxperia同様側面の電源ボタンと共用となっていますが、非常に高速です。

ソフトウェア・アプリ

UIはAndroid10ベースの最新のMIUI 12が搭載されています。本機体は中国版なので、初期の言語選択は英語と中国語のみです。

ちょうど3月23日に本機種のEUROMが出たのですぐにROM焼きしました。日本語完全対応で非常に快適です。Xiaomiはブートローダーアンロックが公式にサポートされ、ROM焼きも簡単なので非常に重宝しています。

SIMはIIJ-MIOのタイプD、OCNモバイルoneを使用しましたが、問題ありませんでした。 APN設定に日本のキャリアがいくつかデフォルトで入っています。ちなみにMi11同様、band19を含め国内主要のサブバンドにすべて対応しています。ここは評価ポイントです。

動作・ゲーム性能

Antutuベンチマークver8で618,538点、ver9では693,206点でした。Snapdragon888と比較するとやはり見劣りしますが、十分なスペックと思います。

カメラ性能・写真サンプル

カメラはトリプルレンズで48MP(標準:f/1.79)、8MP (超広角)、5MP(マクロ)の構成です。

カメラスペックの一番低いモデルを買ったので当たり前なのですが、他のフラッグシップに比べるとややしょぼい画質です。

10倍ズームすると画質がひどいし、夜間や暗所撮影も今いちです。

電池持ち・充電速度の印象

バッテリー容量は4520mAhと十分な容量です。最初は電池持ちが非常に悪かったのですが、5G優先をoffにしたり、いろいろ設定をいじっていたらだいぶましになってきました。

またMi11と違い、充電アダプターが同梱されています。33W充電が可能ですが無線充電はありません。

まとめ

良い点

・高スペックのSoC
・120Hz対応のAMOLEDフラットディスプレイ
・パンチホールが非常に小さい
・高級感のある筐体
・国内プラチナバンド対応
・SoC性能の高さのわりに安い

気になる点

・カメラ性能がいまいち
・中華ROM
・コスパがそこまでよくない

全体的な感想

見た目がMi11そっくりで高級感があり、CPU性能も良くフラットのAMOLEDディスプレイで、さらに安価なためはじめは非常に良い端末と思いました。

しかしカメラ性能が108Mの一番良いK40 Pro+を選ぶと、Mi11とほぼ同じ値段になってしまいます。SoCが同等としてもディスプレイ解像度、カメラにOISなし、無線充電なし、スピーカー音質など、どれをとってもMi11に負けています。

一番安いモデルに関してはコスパがいいといえますが、ちょっとカメラに欲をだそうとおもったら値段があがりMi11のほうがコスパがいいと思えてきます。

写真はあまりとらない人で、ゲーム用・動画観賞が主な使用用途の人にはよい端末と思われます。また本機はグローバル版では、Poco F3として販売される予定と聞いています。

評価:3点/5点満点

価格・購入先

Redmi K40の 6 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 33,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

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