実機レビュー:Redmi 10X 5G【コストパフォーマンス抜群】

Redmi 10X 5Gは2020年6月に発売されたスマートフォンで、6.57インチディスプレイやDimensity 820 5Gを搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったXiamu様、ありがとうございました。

Redmi 10X 5Gのスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.57インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 401ppi
サイズ164.2 x 75.8 x 9.0mm, 205g
システム
OSAndroid 10
SocMediatek Dimensity 820 5G
CPUCortex-A76 x4 + Cortex-A55 x4 8コア, 2.6 GHz
メモリ(RAM) 6GB / 8GB
ストレージ 64GB / 128GB / 256GB,  microSD最大※MicroSDスロットの有無は不明GBまで
カメラ
メインカメラ 48 + 8 + 2MP, F値/1.8, トリプルカメラ
前面カメラ 16MP, F値/-
センサ類 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ
機能防水 IPX 5, あらゆる方向からの噴流水を受けても問題なし, イヤホンジャック あり
その他特徴ハイレゾ対応
バッテリー2.0, Type-C 1.0, 4520mAh
https://telektlist.com/smartphone_info/xiaomi-redmi-10x-5g/

購入について

購入の決め手

Redmi Note 9Sに飽き、同価格帯でDimensity 820を搭載している10X 5Gに興味を持ったから

購入場所・購入時期・購入価格

購入場所:中古ショップで購入
購入時期:2020年11月下旬
購入価格:約2.6万円

購入モデル

CN版Redmi 10X 5G、メモリ6GB、ストレージ128GB、本体色ブルー

化粧箱・付属品

中古での購入だったので22.5W充電器が付属してきませんでした。本来ならケーブル、充電器、ケース、SIMピン、保証書等が付属し、本体にはフィルムが貼り付けられています。

化粧箱は他のXiaomi端末と質感は変わらず、デザインは比較的シンプルでした。

本体デザイン

背面はガラスでカメラモジュールは少し出っ張っていますが、Note 9Sと比較して大きく薄くなっています。

デザインは格好いいとは言えませんが、色合いは単色で水色に少し緑っぽさを帯びていて、光に当てると綺麗です。

側面は恐らくプラですが、電源ボタンが赤くなっています。前面は水滴ノッチですが上下ベゼルがちょっと広いのかな?と思いました。

個人的には丁度よい大きさですが、筐体に対して少し端末が(物理的に)重いのかなと思いました。

下のディスプレイの写真は、Mi 10 Lite 5Gとの比較です。左が10X 5Gです。

ディスプレイ

Samsung AMOLEDを搭載しているので、発色は非常に良いです。

Full HDなので画質は特に気にならず、20:9なので見やすいです。Mi 10 Lite 5Gと同じディスプレイを使っているのかな?と思いました。

ソフトウェア・アプリ

CN版のMIUIということで、まず初期アプリが多いです。

日本語とGMSはデフォルトで対応しておらず、自分の手で導入する必要があります。GMS導入は比較的容易にできました。

また、ROM焼きする人も一定数いると思いますが、Dimensity端末のため、ROMの種類が少ないです。

CN版独自の機能もあり、その点では使っていて面白いです。

他は大体グローバル版と同じような機能性です。MIUI12.5の第一弾も来るそうなので楽しみです。

動作・ゲーム性能

Antutuは40万超程度、Geekbenchはシングル650でマルチ2600となっています。普段使いでは全く問題がなく、指紋認証も問題のない速さです。


大体の操作はストレスなくできます。ただDimensity 820はARMのMail GPUのため、アイドルマスター等のゲームをプレイすると、日本向けに最適化されてないからかカク付くこともあります。

グローバルに広く展開されているWotblitzはサクサク動きます。

カメラ性能・写真サンプル

2.6万のスマホとしては十分に満足できるカメラです。Omnivision OV48Bは自然光を強く明るく取り入れる傾向な気がします。

晴天時は自然な色味に近いけど少し明るいかな?って感じで、曇天時は雲の境界が曖昧になります。

夜景撮影は午後5時半頃の暗くなりきっていない時は自然光が強調され明るめになりますが、午後9時頃の写真はしっかり暗くなります。

白飛びはXiaomiのソフトウェアらしく少し甘さを感じます。超広角は8MPでよく見れば粗さが目立ちますが、記録として使う分には問題ないと思います。

物体に対しては補正感が強すぎず自然な色味が強くて満足できます。

動画に関してはOIS対応で4K30fpsまで撮れます。しかし、OISは30fps限定です。

スピーカー・音質

モノラルですがあまり気になることはない安定した音質です。

イヤホンはハイレゾ対応で音質は特に問題ないです。

電池持ち・充電速度の印象

普段Twitter、Google、YoutubeなどのアプリからWotblitzやアズレン等のゲームをやりますが、PCMarkの測定では13時間超の持ちで、体感でも丸1日使い込んでやっと充電が無くなる程度の良い電池持ちです。

充電もPD対応の22.5Wで2時間も掛からずフル充電でき、最初の20分でおよそ35%程度充電できるので不満は感じていません。

その他独自機能について

端末独自の機能はありませんが、MIUIのCN版として画像や文章を長押しするとそれが認識され、コピーや検索、翻訳などが出来る機能などがあります。

カメラにもクローン撮影や長時間露光などの機能があります。

まとめ

良い点

・圧倒的なコスパの高性能5G対応端末
・大半の人が満足できるカメラとバッテリー
・AMOLEDで画面内指紋認証対応

気になる点

・CN版で日本語は標準非対応、SoCがMTなのでカスタムロムも少ない
・最適化次第でカクつくことがあるMail GPU
・少し不満のあるデザインや重さ

全体的な感想

3万円以内のスマホだと一番優秀なものだと思います。全体的にバランスが良いので手を出しやすいです。

しかし、言語もチューニングも日本向けの端末ではないので、上級者向けの端末といえます。所々で欠点も見られますが、コスパの良さで妥協できる優等生スマホになっています。

評価:4.5点/5点満点

価格・購入先

Redmi 10X 5Gの 6 GB/ 64 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 25,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

現在、通販サイトでの購入が可能です。

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