実機レビュー:OnePlus 8T【全体的なクオリティには満足】

OnePlus 8Tは2020年10月に発売されたスマートフォンで、6.55インチディスプレイやSnapdragon 865を搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったner様、ありがとうございました。

OnePlus 8Tのスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.55インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 402ppi
サイズ160.7 x 74.1 x 8.4mm, 188g
システム
OSAndroid 11
SocQualcomm Snapdragon 865
CPUKryo 585 8コア, 3.0 GHz
メモリ(RAM) 8GB / 12GB
ストレージ 128GB / 256GB,  microSDスロット無し
カメラ
メインカメラ 48 + 16 + 5 + 2MP, F値/1.8, クアッドカメラ, OIS(光学手ぶれ補正), デュアルトーンLEDフラッシュ, PDAF
メインカメラ特徴
前面カメラ 16MP, F値/2.4, IMX471
センサ類 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 気圧センサ
機能防水 非対応, イヤホンジャック なし
バッテリー3.1, Type-C 1.0, 4500mAh
https://telektlist.com/smartphone_info/oneplus-8t/

購入について

購入の決め手

ハイエンド端末の中でコスパが良かった

購入場所

AliExpress

購入モデル

グローバル版、RAM 8GB、ROM 128GB、本体色 グリーン

化粧箱・付属品

OnePlus特有の赤い化粧箱です。緩衝材が入っていましたが、角がへこんでいました。

箱を開けると1段目にスマホ本体、2段目に両側タイプC充電ケーブルとスマホカバー、65W充電器が入っていました。

また、1段目と2段目を分ける箱の内部に、SIMピンやシール、説明書類が入っています。スマホには、あらかじめ画面保護シールが貼られています。

充電器のコンセントタイプはAなのですが、プラグに穴の開いていないタイプでした。

本体デザイン

アクアマリングリーンの色は、光の当たり方で色合いが変わり、なかなかおしゃれだと思います。

背面はプラスチック製ですが、チープな印象は受けないと思います。背面カメラデザインも最近よく見るスタイルででっぱりも大きいですが、カバーをつければ机に置いてがたつくことはありません。

本体の右側側面には、電源ボタンとアラートスライダー(通知のモードを切り替え)があります。

そして、左側に音量ボタン。

下側にSIMスロットとマイク、USB-C、スピーカーを搭載しています。

サイドはアルミ製で、ボタンの質感はとても良いです。

画面側ですが、左上にパンチホールのカメラを搭載しており、使用するアプリによっては気になるかもしれません。ただ、基本的には通知アイコンと同サイズですので気になることはないと思います。また、ディスプレイ上にスピーカーがあります。

気になる点としては、ボリュームボタンが電源ボタンの対角に設置されており、意図せずスクリーンショットを撮ってしまうことがあります。

また、スマホが縦に長すぎるので、スマホリングなしで画面上部を触るのはほぼ不可能です。スマホリングが好きではないので、両手持ちでの操作をしています。

ディスプレイ

色は、少し黄色っぽい印象ですが、使っていて気になるほどではありません。また、120Hzリフレッシュレートに対応しているため、操作感はかなり滑らかです。最近流行りのエッジになっていないことも個人的に好印象です。

ソフトウェア・アプリ

指紋認証と顔認証の両方が使用可能です。顔認証に関しては、待ち時間を認識できないくらいです。一方指紋認証に関しては、少しタイムラグがあります。ただ、指紋の認証ミスが少ないのでストレスを感じることはありません。

ホーム画面はnova信者なのでnovaに変更してしまいましたが、純正ランチャーでほぼnovaと同じことができます。また、OnePlusウィジェットで時間や天気などを表示でき、これがなかなかオシャレです。

そのほか、アンビエントディスプレイ機能があり、スリープ状態でも時間や通知を表示できます(常時点灯は目障りですので、画面タップで表示するように設定しています)。

問題点としては、VoLTEが使用できません。楽天UN-LIMITを使用している人は、気を付けてください。OSバージョンが10であれば導入は可能なようですが、8Tの初期OSはバージョン11です。どうやらroot化をすれば導入は可能なようですが、OnePlusコミュニティのFAQでVoLTEの導入アップデートを今後行ってくれるとのコメントが出ていたので、それを待ったほうが良いと思います。

また、ドコモシムで運用開始したところ、4G回線ではなく3G回線でデータ通信を行い始めました。シムの通信業者設定を手動で行うと4G回線を取得するようになります。

スマホ自体の使用感はすごく良いですが、回線回りに難があるので、購入される際は気を付けてください。

動作・ゲーム性能

動作に関しては、まったくのストレスフリーです。Wi-Fi6にも対応しており、今まで使っていたXiaomi Mi Mix 2Sよりアップデート速度が2倍向上しました。

ゲームに関しては、fnaticモードがあり、通知や通話のブロック、バックグラウンドプロセスの制限などをしてくれます。画面内のパッドを使用して操作するゲームなどでは、画面が縦長であることから、かなり画面が見やすいです。

カメラ性能・写真サンプル

カメラの性能は8 Proより低いとのことですが、スマホカメラなら十分では?と思うくらいの性能だと思います。10倍ズームまで可能で、ズームした時の乱れも少ない印象です。

スピーカー・音質

スマホの上下にスピーカー口があり、ステレオ出力できます。音量もかなり出ますし、スマホのスピーカー音質にしては良いほうだと思います。

dolby atmosが設定にあり、サウンドの設定変更が可能です。

電池持ち・充電速度の印象

ゲームをしなければ充電しなくても2日は持ちます。

高速充電がウリですが、付属の充電器にはPSEマークがないので使用していません。また、高速充電対応の充電器を持っていないので、速度を実感できていません。

まとめ

良い点

①120Hzリフレッシュレート対応のディスプレイ
②スナドラ865の処理性能
③指紋認証と顔認証の併用が可能

悪い点

①VoLTEに設定できない
②縦に長すぎて片手での使用が難しい
③felica非対応(visaタッチは使用できます)

全体的な感想

AliExplessで購入しましたが(約5万5,000円)、全体的に出来がとてもよく満足しています。

しかし、コスパの観点では、以前使っていたMi Mix 2sのコスパの良さには勝っていないです。おそらく、スマホにカメラ性能を求めていない、高性能な機種が欲しい人にはピッタリなのではないでしょうか?

ただ、現状VoLTEが使用できないなど通信環境の難が大きいため、まともに使用しようと思うと知識が必要です。購入の際は注意してください。

評価:4点/5点満点

価格・購入先

OnePlus 8Tの 8 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 79,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

現在、通販サイトでの購入が可能です。

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