OnePlus 8は2020年4月に発売されたスマートフォンで、6.55インチディスプレイやSnapdragon 865を搭載しているのが特徴です。
投稿してくださったhide様、ありがとうございました。
目次
OnePlus 8のスペック概要
基本スペック | |
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ディスプレイ | 6.55インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 402ppi |
サイズ | 160.2 x 72.9 x 8.0mm, 180g |
システム | |
OS | Android 10.0 |
Soc | Qualcomm Snapdragon 865 |
CPU | Kryo 585 8コア, 2.84 GHz |
メモリ(RAM) | 8GB / 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB, sd_card microSDスロット無し |
カメラ | |
メインカメラ | camera_rear 48 + 16 + 2MP, F値/1.8, トリプルカメラ, OIS(光学手ぶれ補正), デュアルトーンLEDフラッシュ, PDAF |
メインカメラ特徴 | camera |
前面カメラ | camera_front 16MP, F値/2.5, IMX471 |
センサ類 | 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス |
機能 | 防水 非対応, イヤホンジャック なし |
バッテリー | battery_charging_full3.1, Type-C 1.0, 4300mAh |
購入について
購入の決め手
Oneplus 7に飽きたので
購入場所・購入時期・購入価格
購入場所:Etoren
購入時期:今年7月
購入価格:関税込みで69,500円
購入モデル
RAM12GB、ROM256GB、Black
化粧箱・付属品
真っ赤で縦長の箱から、ひと目でOneplusだとわかります。質感も整形もしっかりしていて高級感があります。
付属品は保護フィルム(貼付済)・Type-Cケーブル・ケース・ACアダプタに加えて、保証書関連です。Oneplus 7付属のACと比べると小型になっているのは、地味に嬉しいポイントです。
本体デザイン
今回はブラックをチョイスしたので派手さはありません。フレームがアルミで、ガラスでサンドイッチするスタイルになっています。
光沢のかかった金属フレーム(ないし樹脂フレーム)より、梨地むき出しのアルミは高級感があると思いました。また、ロゴがワンポイントアクセントになっていてカッコいいのですが、「Oneplus」が大文字表記なのはちょっと安物っぽく見えると思いました。
正直ディスプレイ面は懸念材料だらけで、パンチホールに加えエッジスクリーンということでドキドキしていたのですが、パンチホールは小ぶりで目立たないですし、エッジスクリーンもホールド感があり使いやすいと感じます。
カメラの出っ張りは小さく、Spigen ウルトラハイブリッドを装着すると全くと言ってよいほど気になりませんでした。
ディスプレイ
ディスプレイはOLEDということで深みがあり、動画や画像の鑑賞にはもってこいです。また輝度も高めで、直射日光があたっても見やすいと思います。
キャリブレーションやリフレッシュレートの変更も可能となっており、使用環境によって適宜設定できるのは嬉しいです。
ソフトウェア・アプリ
Oneplusを買う理由の一つがOxygen OS搭載ですが、相変わらず使いやすいなと感じた反面、Shelf(ちょっとしたショートカットを載せたり、歩数表示ができたりする機能)が、Googleフィードに追いやられていて残念でした。
その他には特に問題はなく、アニメーションも早いですし、サクサクしていて快適です。デフォルトアプリは少なく、Facebook系を中心に数個プリインストールされていますが、ちゃんと消せるのはありがたいです。
個人的な印象ですが、Oneplusのデバイスはメジャーアップデートも含め、更新の頻度が高くかつ長期間に渡ってサポートしてくれるので、ありがたいと感じます。
動作・ゲーム性能
Antutuベンチマークを実行しましたが、総合で56万点ということで文句のつけようがないレベルでハイスペックだなと思います。
ゲームは特にプレイしないためコメントできませんが、ネットサーフィンしたり掲示板を見たりという程度であれば全く問題ありません。
また、90Hzの高リフレッシュレートに標準対応しているのでスクロールが気持ちいいです。
カメラ性能・写真サンプル
割とサッパリした色合いで万人に受け入れられると思います。カメラが起動するまでの時間が短いことや、電源ボタンや画面オフでのジェスチャーなどを用いてクイック起動できることから、スナップ撮影に丁度いいと思います。
各レンズのレビューとして、まずメインカメラは48MPと12MPが選択できます。
ケーキを撮り比べてみたのですが、ちょっとした撮影であれば12MPのほうがディテールの表現、全体的な色造りともに勝っているような気がします、48MPを使用する際は光源がしっかりしている場所で使うと良いと感じます。
また、ポートレートモードも試してみましたが、ピントの位置でボケのかかり具合がだいぶ変わってくるため、何枚か撮ってみることをおすすめします。
広角は、メインのレンズに対して0.6倍の画角ということで旅先でスナップするのには良さそうです。ディテール表現もはっきりしていますね。
ただ、マクロレンズの必要性には疑問符がつくかなと思います。フォーカスのポイントが曖昧であることと、低画素が要因でディテールが潰れてしまうことから、ToFセンサが搭載されている方が無難だと感じました。
インカメは左端にオフセットされていることから、撮影時の顔に対しての位置に注意する必要があると思います。パンチホールでもセンターに持ってきてほしかったですね。
動画について、1080P・4Kともに30fps限定ですがSuper Stableなる機能が使えます。光学式の手ブレ補正だと思いますが、車載などにもいいと思いますし、ちょっとしたVlogならコレにマイクを載せれば十分ではないでしょうか?
スピーカー・音質
ステレオスピーカーで臨場感があります。OnePlus Nordはモノスピーカーらしく、動画を重視する方は8の方が無難かと。
イヤホンは3.5mmジャックがないため、DAC内臓のアダプタ、あるいはワイヤレスイヤホンを用意する必要があります。WF-1000XM3をAAC接続した上で地下鉄に乗ってみましたが、音切れもなく快適でした。
電池持ち・充電速度の印象
バッテリー容量は4300mAhで決して大容量とは言えませんが、OSが素晴らしいのかスリープ時の減少は気になりません。
また、Oneplus 7との比較で、充電スケジュールを学習して最適化してくれる機能が追加されていて安心感が増しました。80%まで充電したら一旦停止し、その後決められた時間までにゆっくり100%に推移するというシステムとなっており、バッテリーをいたわるという意味でぜひ他社も真似してほしいです。(Android 10の機能にはないと思いますがどうでしょう?)
その他独自機能について
他社のフラグシップと比べて、派手な独自機能はありません。
ただし、AOSPをベースに使いやすさを追求しているため、ジェスチャーやランチャーの自由度(Novaの簡易版のようなイメージ)が高く、好みの仕様に近づけられるのはありがたいです。
まとめ
良い点
・ソフト及びハード面がシンプルである
・自由度やスペック、チューニング含め使いやすい
悪い点
・5Gがミリ波対応していないので将来性は...
・カメラ構成が微妙(マクロを削って望遠にするかToFを載せてほしい)
・(従来機と比べると)高価格である
・SDカードが挿せない
全体的な感想
入手の難しさなどを除けば、万人におすすめできるAndroidスマートフォンであると思います。個人的に中華スマホの独自OSが受け付けないので、OSだけ考えても買う価値があると思いますし、チューニングによるハードとの親和性は完璧です。
SD865搭載の5G対応機種としてはかなり安い部類になりますので、ハイエンド志向の方にもおすすめです。
評価:4点/5点満点
価格・購入先
OnePlus 8の 8 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 75,000円でした。購入時の参考にどうぞ。現在、通販サイトでの購入が可能です。
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