OnePlus 7T Proは、2019年10月に発売されたOnePlus 7 Proのマイナーアップデートモデル、英ガーディアン紙が選んだ2019年のベストスマホです。
投稿してくださったルーデル閣下様、ありがとうございました。
目次
OnePlus 7T Proのスペック概要
基本スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.67インチ, 1440 x 3120, 有機ELディスプレイ, 516ppi |
サイズ | 162.6 x 75.9 x 8.8mm, 206g |
システム | |
OS | Android 10.0 |
Soc | Qualcomm Snapdragon 855+ |
CPU | Kryo 485 8コア, 2.96 GHz |
メモリ(RAM) | 8GB / 12GB |
ストレージ | 256GB, sd_card microSDスロット無し |
カメラ | |
メインカメラ | camera_rear 48 + 8 + 16MP, F値/1.6, トリプルカメラ, OIS(光学手ぶれ補正), デュアルトーンLEDフラッシュ, レーザーAF, PDAF, 3x光学ズーム |
メインカメラ特徴 | camera |
前面カメラ | camera_front 16MP, F値/2.0, IMX471, ポップアップ式カメラ |
センサ類 | 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 顔認証ロック |
機能 | 防水 防滴, イヤホンジャック なし |
その他特徴 | Dolby Atmos, ステレオスピーカー |
バッテリー | battery_charging_full3.1, Type-C 1.0, 4085mAh |
購入について
購入の決め手
現時点で最高スペックのアンドロイド端末が欲しかったため
購入場所・購入時期・購入価格
Amazon.co.jpのETORENショップで購入、73500円
購入モデル
OnePlus 7T Pro(HD1910)、RAM 8GB、ROM 256GB 本体色はHaze Blue
化粧箱・付属品
化粧箱は異様に長いほか、特に変わった点はありません。質感も普通かと思います。HD1910モデルを購入したためか、箱には大きく中国語が印刷されています。
付属品はWARPチャージ対応の充電器、ケーブルの他、透明ケース、各種紙類、OnePlusステッカーが入っていました。
ケースが付属品の割にはしっかりした作りで、フィット感が抜群なのは勿論、背面はドット加工が施され、側面はマット仕上げとなっていました。
本体デザイン
デザインは比較的シンプルながら洗練された印象で、全体的な質感は非常に高いと思います。 本体色はHaze Blueを選びました。
背面のフロストガラスが角度によって深みのある青から鮮やかな水色まで色合いが変化するのですが、非常に気に入っています。
また、ディスプレイ、背面のガラスと側面の金属フレームとの継ぎ目もほとんど目立たず、ビルドクオリティの高さを感じさせます。
正面からはほぼ画面のみしか見えず、ベゼルが極限まで削られています(写真ではディスプレイに保護ガラスを張り付け済み)。 もはやこれ以上のベゼルレスは不可能では?と思えるほどです。
左側面には音量キー、右側面には電源ボタンと通知設定の切り替えができるトグルスイッチ、上面にはポップアップ式カメラ、底面にはtype-cポート、スピーカー、simスロットが備わっています。
各種スイッチ類も使いやすい位置にあり、ユーザビリティは高いと思います。 また、カメラの出っ張りも1mm程度と比較的抑えられています。
ただ、本体の横幅はかなりあり、重量も200gを超えているため片手操作はほぼ不可能ですね。持つとそれなりの重量感を感じますので長時間の操作は少し腕が疲れます。
ディスプレイ
ディスプレイのクオリティは高いと思います。解像感の高さは勿論、有機ELのため発色が非常に良いです。 輝度も十分に確保されているため、屋外の使用で困る場面もありません。
同等の解像度の有機ELディスプレイを搭載したHuawei Mate 20 Proと比較しても、本機のディスプレイは鮮やかさ、最大輝度の両方でHuawei Mate 20 Proを上回っていると感じました。
セールスポイントの90Hz駆動についてですが、確かにスクロールの滑らかさは向上するものの、後述するバッテリー持ちをさらに悪化させるため、あまり実用的ではないと感じました。
特にディスプレイの設定を2K、90Hzにすると、FullHD、60Hzの時と比べて体感で1.5~2倍近くバッテリー消費が増えている気がします。
ソフトウェア・アプリ
中国版のHD1910を購入しましたが、最初からOxygen OS 10.0が入っていました。 操作感については普通のAndroid端末といった印象で、特に癖もなく扱いやすいです。
アイコンの形やナビゲーションバー、トグルスイッチの設定など、細かいところまでカスタマイズができる所は素晴らしいです。
独自機能
本機はディスプレイの設定項目が多彩です。
解像度、リフレッシュレートの変更は勿論、アンビエントディスプレイ、ブルーライトをカットするおやすみモード、電子書籍に適した閲覧モード、ビデオ画質を強化するビデオエンハンサーなどが備わっています。
特に閲覧モードは画面のギラつき感がかなり抑えられるので、電子書籍を長時間読みたい時に便利です。
動作・ゲーム性能
動作については現状最高クラスのSDM855 Plusを搭載していることもあり、非常に軽快に動きます。 バッテリーの持ちは悪くなりますが、90Hz駆動にすればブラウジングの快適さは更に向上します。
また、ストレージがUFS3.0対応のため、従来のUFS2.1端末と比べ、写真の読み込み、アプリのインストールなどの操作で高速化を実感できました。 試しにAntutuベンチマークを回してみましたが、スコアは49万点を記録しました。
ゲーム性能については、重いと言われるPUBGやCoGなどをプレイしてみましたが、非常に快適にプレイすることができました。 また、冷却システムのおかげか発熱もほぼ気にならないレベルです。
全体として動作は非常に快適で、現状最高クラスの性能のSoCを搭載していることもあり、文句のつけようがないと感じました。
カメラ性能・写真サンプル
カメラは日中の撮影においてはナチュラルな絵作りで、実物に近い自然な色合いで撮れる点が好印象です。
ズーム性能についても、暗い場面ではやや画質が厳しくなるものの、光量が十分に確保できる場面であれば、5倍程度までなら実用できると思います。
また、カメラを多く搭載した最近の端末では、使用するカメラによって色の変化が目立つ機種も存在しますが、本機においては色の変化はほぼ見られません。色合いについてはよく調整されている印象です。
特筆すべきは、夜景モードの性能の高さです。 写真を見て頂ければわかりますが、夜間の撮影にありがちな黒つぶれ、白とびが全くと言ってもいいほどに見られず、ノイズも抑えられています。
さらに個人的に素晴らしい点だと感じたのは、メインの広角カメラとほぼ同等のクオリティの夜間撮影(夜景モード)を、超広角カメラにおいても撮影可能だという点です。
通常の端末においては、メインの広角カメラと比べた際、超広角についてはどうしても夜間の撮影が厳しくなってしまうものですが、本機については画質面でもそれほど劣らないクオリティの夜景撮影を行うことができます。
この点は非常に素晴らしいと感じました。
スピーカー・音質
スピーカーはステレオスピーカーということもあり、音量、音質ともに非常に満足できるレベルです。 左右の音量の差なども見られないため、動画視聴から音楽鑑賞まで幅広く活用できると思います。
また、Dolby Atoms対応なので臨場感のある音も楽しめます。
ただし最近の端末らしく、イヤホンジャックは省かれています。 この点は残念ですが、Bluetoothの対応コーデックは充実しているのでワイヤレスイヤホン/ヘッドホン使用であれば全く問題はないかと思います。
電池持ち・充電速度の印象
電池持ちは本機最大の弱点でしょう。ブラウジング、ゲーム、マップ、音楽アプリなどヘビーに使うと1日持たせるのはかなり厳しくなります。
通常の使い方でも夜には20%前後まで減っていることが多く、電池の持ちに関してはあまり良いとは言えません。
しかしながら、付属のWARPチャージ充電器を使えば短時間での充電が可能なため、充電環境が豊富に確保できるのであればそれほど困ることもないかと思います。
まとめ
良い点
①洗練されたデザイン
②抜群の動作性能
③高品質なディスプレイとステレオスピーカー
④高いカメラ性能
⑤カスタマイズ豊富で使いやすいOxygen OS
悪い点
①バッテリー持ちが微妙
②重い、デカい
③ワイヤレス充電非対応
④ポップアップ顔認証はややレスポンスが悪い
全体的な感想
OnePlus 7T Proは2020年1月現在において最高クラスのスペックを備えたAndroid端末だといってもいいと思います。
デザイン性の高さ、高品質なディスプレイとスピーカー、高いカメラ性能を持っているため、弱点といえるバッテリーの持ち、重さ、大きさを許容できれば最良の選択肢になり得るはずです。
現時点では70000円台と安くはない端末ですが、OnePlusのOSサポートの長さを考えれば高すぎるということはないかと思います。 最高スペックのスマホが欲しい方、上記の弱点を許容できる方には是非おすすめしたい端末です。
評価: 4.5/5点
購入リンク
Gearbestクーポンコード: GBOP7TPRODEC(699.99ドル)
Banggoodクーポンコード: BGD12OP7TP(644.99ドル)
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コメント
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