実機レビュー:Moto Z2 Force【安価でDaydream対応】

このレビューはMotorola(モトローラ)のフラッグシップ機スマホ「Moto Z2 Force」のテレクトリスト読者による実機レビューです。

二週様、レビュー投稿ありがとうございました。

Moto Z2 Forceのスペック概要

Motorola Moto Z2 ForceはMotorolaのスマートフォンで、2017年8月に発売。WQHDディスプレイを搭載し、機能性能と比べて価格が安くコスパの高いスマホです。

基本スペック
ディスプレイ5.5インチ, 1440 x 2560, 有機ELディスプレイ, 534ppi
サイズ155.8 x 76 x 6.1mm, 143g
システム
OSAndroid 7.1.1 (Nougat)
SocQualcomm Snapdragon 835
CPUKryo 8コア, 2.35 GHz
メモリ(RAM) 4GB / 6GB
ストレージ 64GB / 128GB,  microSD最大256GBまで
カメラ
メインカメラ 12MP, F値/2.0, デュアルカメラ, レーザーAF
前面カメラ 5MP, F値/2.2
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 気圧センサ
機能防水 IPX 5, あらゆる方向からの噴流水を受けても問題なし, イヤホンジャック 無し
バッテリーType-C 1.0, 2730mAh

購入について

購入の決め手

Daydream対応のスマホが欲しかった。

購入場所・購入時期・購入価格

およそ20000円程で購入

購入モデル

中国向けのモデル

化粧箱・付属品

箱は頑丈で横に引き出す形になっていて、フラッグシップらしい高級感があります。

付属品は ・USBケーブル(A to C) ・ACアダプター ・ステレオミニプラグ変換ケーブル(C to 3.5mm) ・取扱説明書などです。

本体デザイン

ハウジングはアルミ製でマットな質感で、前背面共にエッジ部分はダイヤモンドカットがなされているので落ち着いた雰囲気の端末です。

カメラの突出は大きく、机に置くとカメラ側が浮きますが、突出部自体が大きめの設計のためぐらつくことはありません。

ディスプレイ

WQHDなので高精細な表示です。白色は暖かみのある白に感じました。発色も鮮やかです。後に追記します。

ソフトウェア・アプリ

時計ウィジェットの追加とMoto特製アプリが3つ、一部アイコンが変更されている以外ほぼピュアなAndroidです。スリープ中に暗い所だとデフォルトで時計が表示されるようになっています。

独自機能

FHD/120fps, HD/240fpsのスローモーション撮影が可能です。 ウォーターマークに署名を追加できます。 画面点灯中にホームボタンに触れるとスリープさせられます。

Motoアクションより ・指紋センサーに下部バーのアクションを集約 ・ダブルシェイクでライトを点灯 ・ダブルツイストでカメラを起動という設定が可能です。

処理性能

Antutuスコアは207597でした。 画面切り替え速度は速すぎず遅すぎずといった感じです。 バンドリはもちろんヌルヌル動きました。

普段重たい3Dゲームをしないので、Daydreamレビューと共に後々追記したいと思います。

カメラ性能・写真サンプル

夜景は暗い所から明るいところまで撮影できていますが、照明など部分的な白飛びが見られます。また、全体的にノイズが発生しています。夜景には向かないかもしれません。

もう1枚は最近購入した手机降温器を撮影してみました。かなり原色に近く、ディティールもしっかり再現されています。

比較用にUmidigi Z2 Proで撮影した画像を用意しました。Z2 Proでは再現されていない木目もZ2 Forceでは忠実に再現されています。

以下はMoto Z2 Forceで撮影した写真サンプルです。(画像クリックでフルサイズ表示。ファイルサイズにご注意ください)

Umidigi Z2 Proで撮影

スピーカー・音質

珍しい端末で、ボトムにスピーカーがありません。受話部分のスピーカーがメインスピーカーとして併用されています。

音が前に飛んでくるので籠った感じが無いのは他の端末との大きな違いです。

高音が割れるようなスピーカーがありますが、本機はある程度カットして聴きやすく調節してあるように感じます。それに関連して、隠れてしまうようなベースの音が聴き取りやすくなっています。

まとめ

◎良い点

  1. WQHDディスプレイ
  2. 安価でDaydream対応
  3. 指紋認証の精度が高い

×悪い点

  1. 暗所での写真のノイズ
  2. 上部ベゼルのデザイン
  3. カメラ部の突出

全体的な感想

2019年6月現在の最安値はおよそ20000円です。中国向けモデルながらもこの価格でのSnapdragon835搭載やWQHDディスプレイ、64GBストレージ、4GBメモリを備えている点は魅力的です。

数少ないDaydream対応端末でもありますので、技適取得の有無についてを考慮なさらないのであれば一般の方にもお勧めしたいような仕上がりになっています。

満足度:10点満点中10点

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