8月11日楽天の第2四半期 決算説明会で三木谷浩史会長兼社長が、Rakuten UN-LIMITの今後について説明しました。楽天モバイルの基地局設置が順調に進んでおり、来年夏までに人口カバー率96%に達するとのことです。また、今秋開始予定の5Gサービスについて、「驚きの料金プランを提供する」と予告しました。
当初計画の5年前倒しで人口カバー率96%達成の見込み
総務省に提出していた当初の通信基地局建設計画では、2020年3月で3,432局を予定しており、2026年3月末までに人口カバー率96%を目指していました。しかし、2020年3月時点で4,738局の建設をすることができ、予定より1,306局多く完了しました。
2020年6月時点で5,739局の通信基地局が設置されています。この調子で進めば、2021年3月までに70%、2021年夏頃までには96%の人口カバー率を達成する見込みのようです。実際に達成することができれば、計画を5年前倒しで達成できることになります。
5Gサービスは「驚きの料金プラン」を予告
当初6月のサービス開始の予定が今秋に延期された5G通信について、「来たるタイミングで大々的に発表する」と予告しました。5G契約については、3大キャリアの契約も伸び悩んでおり、結果として大きな出遅れにはなっていません。「驚きの料金プラン」の中身は1~2か月後には明らかになっているでしょう。
無料期間(1年間)終了までにどこまでサービス拡充できるか
telektlistの辛口レビューでも示唆させていただきましたが、現状(7月下旬段階)のカバーエリアと顧客サービス水準だと、無料期間終了後に契約解除するユーザがかなり増えるのではないかと懸念しています。ただ、来年夏までに本当にカバーエリアの大幅拡大が実現できれば、そのような懸念も払しょくされそうです。楽天モバイルの今後に期待しましょう。
Source: 楽天公式サイト
地方で繋がりにくいとされているSBでさえ13万局ある
どこまで詰められるのか