日本国内では2019年末に発表されたシャープのAQUOS Zero 2が台湾で正式発表されました。ディスプレイにシャープの強みを活かしたモデルになっており、最大で240Hzリフレッシュレートを実現しています。
また、141gという驚異的な軽さでゲームプレイ時に負担を軽減してくれるというメリットも。昨年のモデルのため搭載SoCはSnapdragon 855ですが、メモリ8GBとスペックに関しては十分でしょう。
240Hzのリフレッシュレート比較
こちらの動画ではAQUOS Zero 2の240Hzリフレッシュレートを比較しています。60Hzと比べるとその滑らかさが伝わってきます。AQUOS Zero 2はその軽さのためバッテリー容量は3130mAhと小型になっています。
ゲームプレイにおいてバッテリー容量は重要なポイントですから好みが分かれるところでしょう。台湾のe-Sportsチームもプロモーションに参加していますが、プロの本音レビューが聞きたいですね。
SHARPがゲーミングスマホで世界進出?
台湾での価格は21990台湾ドル(約79,000円)。ディスプレイに特化し、カメラスペックなどはお気持ち程度となっているため人によっては割高に感じてしまうかもしれません。本体デザインはあっさりしているものの、人を選ぶモデルと言えそうです。
SHARPの親会社であるホンハイは、現在売上高で台湾一の企業です。SHARPにとって、台湾は日本と同様にホームグラウンドのようなものです。従って、台湾進出イコール世界進出とはならないとは思いますが、ゲーミングスマホ用ディスプレイ技術を高めていってほしいです。
各社がゲーミングスマホに力を入れ始めており、vivo iQOO Neo3 / vivo iQOO Z1のように普段使いされそうなゲーミングスマホの発売が、中国/インドで今後増えそうです。AQUOS Zero 2の後継機にも期待したいですね。
Source: SHARP Taiwan
今さら売れるのか…?