GoogleがPixel 6 / 6 Proの5Gモデムとして、サムスン製の5Gモデムを採用するとロイター通信が報じています。Pixel 6 / 6 Proの5GモデムについてはAndroid 12 Beta 4の記載からもサムスン製ではないかと噂されていました。
サムスンが5GモデムをGoogleへ供給か
Pixel 6/6 Proは独自SoCのTensorをサムスンと共同で開発しているほか、カメラのセンサーもサムスン製になるなどサムスン色の強いスマホになることがこれまでの噂・リークから明らかになっています。
さらにPixel 6/6 Proに詳しい関係者がロイター通信に語ったところによると、5Gモデムもサムスンが供給するようです。
サムスンの5Gモデムはアジアやヨーロッパなどで発売されている自社製フラグシップスマホに数多く搭載されています。しかし、米国で発売されるモデルについてはQualcomm製のモデムを採用しています。
Qualcommの5Gモデムはミリ波への対応で他社をリードしており、多くのフラグシップスマホで採用されています。事実、Pixel 5やiPhone 12など米国で発売されたミリ波対応スマホのモデムはすべてQualcomm製です(ちなみに米国版以外のiPhone 12はミリ波非対応。) 噂では、iPhone 13シリーズはQualcomm X60をモデムとして搭載することで低軌道衛星通信機能を実装するかもしれません。
今回Googleがサムスン製の5Gモデムを採用したことで、モデム市場でのサムスンの存在感も高まっていくかもしれません。
ギャラクシーという名では日本では売れないから仕方ない