昨年ベライゾンからスマートフォンの“子機”として発売された超小型スマートフォン「Palm Phone」が、スタンドアロン版になって帰ってきました。もうベライゾンとの契約は必要ありません。
昨年登場するや「VOGUEのグラビアから抜け出してきたかのような洗練された美しさ」と「バッテリーがみるみるなくなる」という使えなさとで、好き嫌いがはっきり二分したPalm Phoneですが、その最大の問題点は毎月10ドル余分に取られるベライゾンとの法外な契約や高価な本体価格にありました。
スタンドアロン版Palm Phoneは、ベライゾンとの契約や親機とのペアリングを必要としません。価格も以前の349ドルから199ドルまで値下げされました。
最大の特徴は、3.3インチタッチスクリーンディスプレイと96.5×50.5×10mmの本体サイズです。カメラは前面8MP、背面12MP。OSはAndroid 8.1 Oreo。SoCはSnapdragon 435。3GBのRAMと32GBのストレージ。800mAhのバッテリー。IP68防水および防塵認証といった仕様になっています。イヤホンジャックやSDカードスロットはありません。
問題は極小のバッテリーですが、アップデートによって電池寿命を延ばすためにアプリ使用を制限するライフモード機能が提供されるほか、HDR、カラーバランス、低照度性能改善をもたらすカメラ機能のアップデートも予定されています。
ちなみに上の画像は懐かしのスマートフォン Palm Treo 700p。Palm Phoneと聞いて、こういうのを思い浮かべる方も多いと思います。紆余曲折を経たPalmの今がつまった最新のPalm Phoneも、悪くないのではないでしょうか。
Source:91mobiles
コメント
※暴言・個人攻撃等は予告無しに削除します