本日、OPPOより新しいスマートフォンのOPPO Reno3 Aが正式発表されました。
OPPO Reno3 AはOppo Reno3 Vitalityからの派生モデルと見られますが、名前からして評判の良かった機種であるOPPO Reno Aの後継機種なのではないかと期待している人も多いのではないでしょうか。
今回は、この微妙に名前が区別しにくい2機種、「新発売の『余裕が進化したスマホ』ことOPPO Reno3 A」と「定番機種の『色々と余裕のスマホ』ことOPPO Reno A」を比較してみようと思います。
目次
基本スペック(SocとRAM/ROM)はReno Aの勝利
スマートフォンの心臓であるSoCはReno AではSnapdragon 710でしたが、Reno3 AはSnapdragon 665とスペックダウンしています。OPPO A5 2020と同じものですね。ちなみにAntutuベンチマークスコアはSnapdragon 710が19.5万、Snapdragon 665が17.5万となっています。
なお、RAMは6GBと変わらず、ストレージは64GBから128GBへとアップグレードされました。ちなみにどちらもMicroSDカードで256GBまで増設可能です。
もう少しいいSoCを搭載してくれると嬉しかったなぁ...
カメラはReno3 Aの勝利
カメラに関してはReno3 Aの圧勝と言っても過言ではありません。
Reno Aは16MP(f/1.7)+2MP(f/2.4)のデュアルカメラでしたが、Reno3 Aは48MP(f/1.7) + 800万画素(f/2.2) + 2MP(f/2.4) + 2MP(f/2.4)のクアッドカメラになっています。
メインカメラが16MPから48MPへと進化し、新たに119°の超広角カメラが搭載されることになります。また、新たにウルトラナイトモードに対応します。ちなみに2MPのカメラはそれぞれモノクロとポートレートモード用。撮影には使えませんのでご注意ください。
一方でインカメラはReno Aが25MPでしたが、Reno3 Aは16MPとなっています。公式サイトを見た限りReno Aはメインカメラよりインカメラ推しでしたので、Reno Aのほうがインカメラ推しだったのでしょう。
その他細かいところはReno3 Aが良さそう
バッテリーはReno Aが3,600mAh、Reno3 Aが4025mAhと10%以上増加しています。
また、新たにQuick Charge(急速充電)に対応したこともポイント。ワイヤレス充電には非対応なものの、バッテリー関係はReno3 Aのほうが使い勝手が良さそうです。
ディスプレイはReno Aが6.4インチ、Reno3 Aが6.44インチとほとんど変わりません。これは、2,340×1,080ピクセルから2,400×1,080と増加したためです。ちなみに画面占有率は91%から90%と微妙に減っています。
ちなみにどちらも水滴ノッチの有機ELディスプレイとなっています。
生体認証はどちらもディスプレイ内指紋認証に対応、防水性能はIP67からIP68へ進化しています。
ブルーに変わってホワイトが登場
OPPO Reno Aはブラックとブルーの2色でしたが、Reno3 Aはブラックとホワイトの2色となりました。ブルーはOPPOを代表するカラーであった一方、ホワイトはトレンドのグラデーションカラーとなっています。Reno3 AがP30 Proと酷似して見えるのは筆者だけでしょうか...
横幅は75.4mmから74.1mmとわずかに細くなり、厚みは7.8mmから8.2mmと微増、重量は169.5gから175gと微増しました。
ロゴが目立たなくなったReno3 A
また、OPPOのロゴが目立たなくなったことも改善と捉えていいかもしれません。
Reno3 Aはおサイフケータイの利便性が向上
FeliCaチップが先端に配置されたことは改善点でしょう。
中央をかざす必要があるReno A
より自然に使えるReno3 A
とくにFeliCaチップが先端に配置されたことにより、おサイフケータイ利用時に無理にかざす必要性がなくなったことは評価できます。
価格はReno Aがわずかに安いが、OCNモバイルONE経由だとReno3 Aのほうがお得(期間限定)
OPPO Reno AはSIMフリー端末が税込み3.5万円前後で手に入りますが、OPPO Reno3 Aは税込み3.98万円が定価となっています。
ただ、Reno A、Reno3 A共にOCNモバイルONEを通じて安く手に入れることができます。特にReno3 Aは2万円を切る価格で入手可能です。
- Reno A: 税込み21,780円~ (MNP乗り換えと対象オプション同時加入)
- Reno3 A: 税込み18,260円~ (同上) 6月25日11時~7月15日11時
まとめ:今買うならOPPO Reno3 A
価格もほとんど同じであるので、今買うのでしたら新発売のOPPO Reno3 Aのほうが良いと思います。
基本スペックがわずかに悪くなっているところが気がかりですが、カメラとバッテリー、そしておサイフケータイと、それ以上に使い勝手が向上していることが大きいですね。
Reno Aの発売から約半年たったいま、4万円以下(MVNO経由だと2万円以下)の価格でこの性能のOPPO Reno3 Aは、新たな人気機種となる予感がします。
動画版もあります
YouTube上にOPPO Reno3 AとOPPO Reno Aを比較した動画もアップしています。
よろしければこちらも是非一緒にご覧ください!
Source:OPPO
オタク的に見るとSoCが下がってるのはうーんだけど、一般から見ると関係無いしむしろSoCのグレードダウンを補えるほどの付加価値の高さはあると思う
FeliCa×IP68×有機EL×クアッドカメラで4万弱はえぐい
他に無いんじゃないの?