昨日、Oppoは上海で行われたMWC 2019で画面埋め込み式カメラを公開し、大きな注目を集めましたが、地味ながら面白い技術も同時に発表しています。
それが、携帯電話回線やWi-Fi、Bluetoothを使用せずに通話やチャットをする事ができる独自の通信システム、「Mesh Talk」です。
「Mesh Talk」にはProprietary Decentralized Communicationという通信技術が使われています。要するに、各場所に散らばったOppoのスマホそれぞれを発信機・中継機・受信機として機能させることで、スマホ本体のみで通信可能な非中央集権型のメッシュネットワークを構築する技術です。
Mesh Talkを使用することで、通信環境のない屋外で最大1.86マイル(約3キロメートル)の範囲でやり取りをする事ができます。勿論Oppo端末同士でしかこの機能は使用することが出来ませんが、リアルタイムのボイスメッセージ・テキストメッセージの共有が可能です。
Mesh Talkの凄い所は、バッテリーを殆ど消費しない事です。Oppoはこの機能をさせたスマホでも、最大72時間の連続待機に耐えるとしています。災害時の緊急連絡用途で進化を発揮しそうな機能です。
なお、Oppoの既に発売されたスマホに適応できるかどうか、将来全てのOppoのスマホに搭載されるかどうかは明らかになっていません。
Source:newsbeezer.com
これってセキュリティ的にはどうなんだろう?
傍受とかの心配もあるし、トラフィック撹乱されたら使い物にならないし……