カメラ機能が進化しました。
先日発表されたOppo Reno 4 / 4 Proでは、最新のColorOS 7.2が搭載されていることをGIZMOCHINAが報じています。
カメラ機能や省電力モードがパワーアップしたColorOS 7.2ですが、Reno 4シリーズ以外の端末でいつダウンロード可能になるかは未定です。
目次
ColorOS 7.2の特徴的な機能
ColorOS 7.2ではカメラ機能に関するアップデートが主でした。以下では、主なアップデート内容についてご紹介します。
スーパーナイトシーン
ColorOS 7.2の”スーパーナイトモード”では「従来の写真よりも明るさが74%、明瞭さが34%向上している」とOppoはコメントしています。
完全に日が沈んだ夜中でも、ライトアップされた風景をくっきりと撮影できそうです。
Movie Mode for Videos(映画モード)
アスペクト比21:9の動画を撮影できる”映画モード”がColorOS 7.2では追加されました。
映画モードでは10種のムービーフィルターにいくつかのテンプレートが用意されており、露出やシャッタースピードといったパラメータを調整できるようになっています。
この機能は、特定のXiaomiスマートフォンで利用できる”Vlogモード”に対抗して導入されたものかと思われます。
超省電力モード
スマートフォンのバッテリーが残りわずかの時に、電力消費を極力抑えてくれる”超省電力モード”がColorOS 7.2では搭載予定です。
超省電力モードのおかげで「バッテリー残量5%のスマートフォンでWeChatアプリを90分間も利用できる」とOppoはコメントしています。
AIを活用したアプリの事前起動
AIを活用して、ColorOS 7.2搭載スマートフォンはユーザーの動向を先読みできるようです。
特定の時間帯に利用するアプリをスマートフォンが予測して、事前にアプリを起動させます。これによってアプリの立ち上げ時間は大幅に短縮されます。
AI補正
ColorOS 7.2では写真のAI補正機能がさらに強化されているようです。
”ぼやけ”やノイズを取り除くことで、被写体を美しく撮影できます。Oppoは古い写真をColorOS 7.2搭載スマホで撮影した画像を公開しています。左側がAI補正前、右側がAI補正後の写真です。右側の写真のほうが、若干きれいに撮影できているように思えます。
更新版Oppo Camera SDKのリリース
Googleは2019年Google I/Oにて、CameraX APIを発表。これによってサードパーティー製カメラアプリでも”超広角カメラ”などの機能にアクセスできるようになりました。
Oppoはこの変更にいち早く対応したメーカーです。今回発表したColorOS 7.2に加えて、Oppoは最新版のCamera SDKを配布しています。
どういうことかというと、サードパーティー性カメラアプリでも高品質な写真の撮影ができるようになります。
ColorOS 7.2はいつ利用可能になる?
ColorOS 7.2は現時点ではReno 4シリーズのみに搭載されています。
ほとんどのOppoユーザーは、依然としてColorOS 7.0へのアップグレードを待っている状況です。数カ月前に発表されたColorOS 7.1も、現状ではOppo Find X2 /X2 Proなどの一部スマートフォンにしか適用されていません。
GIZMOCHINAによると「ColorOS 7.1および7.2はミドルクラス以上の処理性能を持つOppoスマートフォン向けの機能を充実させており、すべてのOppoスマホがColorOS 7.1以上にバージョンアップすることをOppoは想定していない」と報道しています。
Source:GIZMOCHINA
>すべてのOppoスマホがColorOS 7.1以上にバージョンアップすることをOppoは想定していない
計画的陳腐化に他ならない