【追記】中国版も発表され、価格は以下の通り。
OnePlus 9
- 8GB+128GB 3,799元(約6.3万円)
- 12GB+256GB 4,299元(約7.2万円)
OnePlus 9 Pro
- 8GB+128GB 4,999元(約8.3万円)
- 8GB+256GB 5,499元(約9.2万円)
- 12GB+256GB 5,999元(約10万円)
OnePlus Watch
- 通常版 999元(約1.7万円)
Warp Charge 50W Wireless Charger
- 329元(約5,500円)
Color OSへの移行についても触れられ、既存の機種で対象となるのは上画像の通り、OnePlus 7/7Tシリーズおよび8/8Tシリーズの計7機種。またColor OSとなるため、OPPO機にある種類豊富なAODや、アシスタントのBrennoも使用可能となるとのこと。
その他の差異については、OnePlus 9においてはNA・EU版とIN・CN版でサイズが微妙に違うようで、それぞれ幅74.2厚さ8.7mm重さ192g、73.9/8.1mm/183gとなっています。
またOnePlus 9中国版のスペックシートにはワイヤレス充電対応表記がないため、インド版同様非対応だと思われます。さらにOnePlus 9 Proについてはグローバル発表では言及されなかったIP68に対応とのこと。
【以下、グローバル発表について】
OnePlusの前半期フラッグシップモデル、OnePlus 9およびOnePlus 9 Pro、そして同社初のスマートウォッチとなるOnePlus Watchが正式発表。Hasselbladとのコラボによる自然な色合いのカメラや、1~120Hzで切り替わるLTPOディスプレイなどが特徴のモデルとなっています。
OnePlus 9 Pro
- Snapdragon 888
- 6.7インチ1,440p(20.1:9)AMOLEDエッジディスプレイ(LTPO、左上パンチホール)最大輝度1,300nit
- 120Hzリフレッシュレート
- Gorilla Glass
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、65W有線、50Wワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX789 f/1.8 1/1.43 OIS)+50MP超広角兼マクロ(IMX766 f/2.2 1/1.56)+8MP望遠(f/2.4 光学3.3倍、最大30倍ズーム OIS)+2MPモノクロ、最大8K30FPS/4K120FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP(IMX471 f/2.4)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー Dolby Atmos
- 163.2×73.6×8.7mm、197g
- 充電器付属(65W)
その特徴としては、やはり何といってもそのカメラ。OnePlus曰く同社専用のソニー製IMX789をメインレンズ、そしてOPPO Find X3 Proなどにも採用されているIMX766を超広角レンズに採用。
What makes Hasselblad Camera for Mobile so powerful?
✅ Larger sensors
✅ Freeform Lens
✅ Hasselblad experience pic.twitter.com/dbC3CVEZ8e— OnePlus 9 (@oneplus) March 23, 2021
超広角レンズはその性質上写真の端が歪んでしまうことで知られていますが、通常の機種であれば平均10~20%の歪みが見られるところ、IMX766ではそれがフリーフォームレンズにより1%に。
Main and ultra-wide. Two equally powerful cameras, countless possibilities. #OnePlus9Series pic.twitter.com/WlZjA2IVop
— Pete Lau (@PeteLau) March 12, 2021
また本シリーズの特徴の一つでもあるHasselbladとのコラボですが、それによりより自然な色合いの写真を撮ることが可能となっているとのこと。
他のカメラに関する特徴としては、ミニチュアのような写真が撮れるチルトショットモードや、DOL-HDRやナイトモード、超広角レンズでのハイパーラプス、4K120FPSでの動画撮影対応など。
ディスプレイにおいては、LTPOディスプレイとなり、リフレッシュレートが1~120Hzで自動で切り替わり、最大50%省電力に。
タッチサンプリングレートは不明ですが、ディスプレイとSoCの同期速度を最大6倍にするHyper Touchなる機能で、CoD MobileやPUBG、LoLといった4種類(現状)のゲームにおいてタッチ遅延性を縮めることが可能とのこと。またSuper Video Resolutionなる動画の解像度を上げる機能も。
【追記】海外YouTuberであるMKBHD氏によると、タッチサンプリングレートは360Hzであるとのこと。(Source:YouTube)
ちなみにエッジディスプレイはミスタッチ防止等の観点からカーブが以前よりも緩やかになったとのことです。
その他の特徴としては、Always On Display機能で秒針も表示可能になったことなど。
冷却性能に関しては、グラファイトシート等5層からなる冷却機能により、長時間のゲームなどでも安定した端末温度を維持。20分のゲームでは、Galaxy S21 Ultraと比べ2.3℃の差に。
バッテリー容量は4,500mAhと前モデルのOnePlus 8 Proと変わらず。ただ充電速度は65W有線で15分で65%、29分で満充電、50Wワイヤレスで43分で満充電が可能。また新たなワイヤレス充電器はケーブルの着脱が可能となり、横置きにも対応しています。
50W対応充電器は別売りとなり、価格は$69.99/€69.95/₹3,990/329元(約7,600/9,000/6,000/5,500円)となっています。
また対応バンドについては以下の通りです。
NA
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/30/38/39/40/41/46/48/32/66/71
5G NSA:N1/2/3/5/7/8/25/28/38/40/41/48/66/71/77/78
5G SA:N1/2/3/7/25/28/41/66/71/78
5G mmW NSA:n258/260/261
EU
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38/39/40/41/66
5G NSA:N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
5G SA:N1/3/7/28/41/78
インド
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/34/38/39/40/41/46
5G NSA:N41/78
5G SA:N41/78
OnePlus 9
- Snapdragon 888
- 6.55インチ1,080p(20:9)AMOLEDディスプレイ(左上パンチホール)最大輝度1,100nit
- 120Hzリフレッシュレート
- Gorilla Glass
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、65W有線、15Wワイヤレス充電※に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX689 f/1.8 1/1.43)+50MP超広角兼マクロ(IMX766 f/2.2 1/1.56)+2MPモノクロ、最大8K30FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP(IMX471 f/2.4)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- ステレオスピーカー Dolby Atmos
- 160×74.2/73.9×8.7/8.1mm、192/183g(NA・EU/IN・CN版)
- 充電器付属(65W)
無印モデルとなるOnePlus 9ですが、Proモデルとの大きな違いとしては、LTPOディスプレイでないことや、フラットディスプレイ、ディスプレイの大きさや解像度、15Wワイヤレス充電、メインレンズが一世代前のIMX689、望遠レンズがないことなど。
メインレンズは旧世代のものに置き換わってしまっていますが、超広角レンズはProモデル同様のIMX766であり、撮れる写真のクオリティは全く同じであるとのこと。
重さもさほど変わりませんが、バッテリー容量がProモデルと同様の4,500mAhであることを考えると仕方のないことでしょう。
また、発表会では触れられませんでしたが、無印モデル初となるワイヤレス充電(15W)対応は、同機能を待ち望んでいたユーザーにとっては嬉しい点です。【※インド版は非対応 Source:GSMArena 中国版も記載がないためおそらく非対応】
対応バンドについては以下の通りです。
NA
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/30/38/39/40/41/46/48/32/66/71
5G NSA:N1/2/3/5/7/8/20/25/28/38/40/41/48/66/71/77/78
5G SA:N1/2/3/5/7/25/28/41/48/66/71/77/78
EU
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38/39/40/41/66
5G NSA:N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/78
5G SA:N1/3/7/28/41/78
インド
4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/34/38/39/40/41/46
5G NSA:N41/78
5G SA:N41/78
OnePlus Watch
OnePlus初となるスマートウォッチとなるOnePlus Watchは、ボディにステンレススチールを採用し、サイズは46mmのみで、1.39インチAMOLEDディスプレイ(326ppi)を搭載。ストラップはラバー製ですが、サードパーティー製のステンレス製のものと交換も可能だそう。
5ATM&IP68防水防塵に対応し、通常使用で14日間持つバッテリーなどが特徴となっています。充電速度に関しては、20分の充電で1週間持つとのこと。
対応するワークアウトモードは、パルクールモードやアンティグラビティヨガといったユニークなもの含め110種類以上。時計画面の種類は50種類以上で、撮った写真を基にカスタマイズも可能とのことです。
その他のスペックとしては、スマホからの通知や電話の受け答えはもちろん、GPS機能や血中酸素飽和濃度や心拍数、気圧測定機能、4GBのストレージを有し、最大500曲の保存が可能であったり、OnePlus TVの操作が可能等。
OnePlus TVの操作に関しては、映画の鑑賞途中で電話がかかってきた際は音量を自動で下げたり、寝落ちした場合はOnePlus Watchが検知後30分でTVの電源を自動で切るといった機能も。
カラーはミッドナイトブラック(画像左)とムーンライトシルバー(右)の2色、それに加え、ボディはコバルト合金、ディスプレイはサファイアガラス、ストラップはレザーでできたコバルト限定版(中央)の計3種類。
価格は通常版のクラシックエディションが$159/€159/₹16,999(約1.7/2.1/2.5万円)となっており、コバルト限定版については後日公表とのこと。
その他アクセサリー
Aside from our classic Sandstone cases, we have plenty of exciting new accessories you'll be hearing all about. pic.twitter.com/vdMEBrJmWz
— OnePlus 9 (@oneplus) March 23, 2021
例年通り、純正ケースが用意され、サンドストーン、カーボンファイバーに加え「OnePlus Droid」なるユニークなものも。またゲーム用の外付けショルダーボタンも登場しています。
約7.5/9.7万円から
カラーはProモデルがステラーブラック、モーニングミスト、パイングリーンの3色、無印モデルがアークティックスカイ、ウィンターミスト、アストラルブラックの3色展開。3月26日より発売開始となり、気になる価格は以下の通りです。
ヨーロッパ/インド/アメリカ価格
OnePlus 9
- 8GB+128GB €699/₹49,999/$729
- 12GB+256GB €799/₹54,999
OnePlus 9 Pro
- 8GB+128GB €899/₹64,999
- 12GB+256GB €999/₹69,999/$1069
※以下日本円換算
OnePlus 9
- 8GB+128GB (約9/7.5/7.9万円)
- 12GB+256GB (約10.3/8.2万円)
OnePlus 9 Pro
- 8GB+128GB (約11.6/9.7万円)
- 12GB+256GB (約12.9/10.5/11.6万円)
例年通りであれば他国と比べ低価格となるであろう中国版については、発表が本日24日の15時からとなっているため、まだ分かっていません。
ただ、中国版はOnePlus 9シリーズよりカスタムスキンがOPPOのColor OSとなると公式により明らかにされており、今までのHydrogen OSからOxygen OSのように簡単に入れ替えができるかどうかによって、海外通販で主に流通するモデルの価格が変わってくることでしょう。中国発表については、追って更新していきます。
オワコン