OnePlusは、以前よりIP防水防塵認証を受けてはいないもののOnePlus 7 Proでは自社基準による防摘対応と謳っていました。
今回のOnePlus 8 Proでやっと同社初となるIP68防水防塵に対応となったわけですが、同時発表されたOnePlus 8はIP68に対応していません。しかし、一部のOnePlus 8ではどうやらIP68に対応しているようです。
米キャリアVerizon・T-MobileのOnePlus 8のみIP68に対応?
YouTuberのマイケル・フィッシャー氏はOnePlus 8に関して以下の内容のツイートを投稿。
驚くことではありませんが、たくさんの人がOnePlus 8の防水防塵について混乱しているようです。
私が耳にしたのは
- キャリアモデル(T-Mobile、Verizon)はIP68に対応
- アンロック(SIMフリー)モデルは非対応
- しかしキャリアモデルとアンロックモデルはほぼ同じ
つまり、実質OnePlus 8は全てIP68対応。(意訳)
そもそも本当にキャリアモデルがIP68対応なのかについては、Verizonは同社サイトにて対応の記載がありますがT-Mobileでは確認できませんでした。
同氏は他ユーザーからのリプライに対し「キャリアがIP68認証とテスト費用を払った可能性が高い」と返しており、VerizonのOnePlus 8はmmWaveに対応(通常版は非対応)し799ドル(約8.5万円)と通常価格の699ドル(約7.5万円)よりも高く、mmWaveのコストを考えてもユーザーにIP68のコストのしわ寄せがいっているのは確かでしょう。
telektlistで先日実施した”OnePlus 7T Pro vs OnePlus 8 vs OnePlus 8 Pro”の比較記事において、防水防塵対応面でOnePlus 8は、7T Pro / 8 Proに比べて劣っていると指摘しました。公式なスペック表記と実情は異なるのかもしれないですね。
Verizon限定カラーが存在
アンロックモデルでも実質IP68対応と言えるのであれば、消費者にとってはVerizonでOnePlus 8を購入する理由はあまりないように思えますが、Verizon限定カラーとなるポーラーシルバーが存在。実機動画を見てみると、前モデルのOnePlus 7Tのシルバーに似た感じといったところでしょうか。
IP68対応の発表があった時「おっ!」と筆者は喜んだものの、よくよく考えるとスマホを落とすこと、ましてや水の中に落とすことなどそうそうないため、今になってはその必要性に少々疑問を抱きつつあるところです。
他にIP68に対応していないメーカーはXiaomiなどがありますが、フラッグシップモデルの価格が上がっていく中でどう出るのか、気になるところですね。
Source:Twitter
バイクのナビに使ってるからゲリラ豪雨だけ耐えれれば認証なくてもいいよ