Googleは12月19日、iOS、Android用の翻訳アプリ「Google翻訳」のアップデートを行い、オフライン利用時(インターネットに接続していない状態)の翻訳精度を向上させたと公式ブログで発表しました。
内容としては「59ヵ国の言語のオフライン翻訳精度が約12%向上している」とのこと。さらに、日本語、韓国語、タイ語、ポーランド語、ヒンディー語などの翻訳精度は20%向上しています。
さらに、読み方を表示する機能が追加されました。
画像の例では、英語の「Hello」を、ヒンディー語にオフライン翻訳しているところです。翻訳部分には「नमस्ते」の文字とその下に「namaste」が表示されています。このように難しくて読めない文字でもアルファベットで読めるようになっていることがわかります。
その上、オフラインの音訳言語として、新たにアラビア語、ベンガル語、グジャラート語、カンナダ語、マラーティー語、タミル語、テルグ語、ウルドゥー語の10個の言語を追加されました。
進化したGoogle翻訳を試すには、App StoreまたはGoogle Play Storeよりダウンロードすることで可能となっています。以前にオフライン翻訳を使ったことのあるユーザーは、ホーム画面にバナーが表示され、オフライン翻訳ファイルを更新する必要があります。オフライン翻訳未使用のユーザーは言語の設定画面にて各国の言語名の横の矢印をタップしてダウンロードすれば利用可能になります。
外国人観光客が急増してる今、お店の店員さんが翻訳アプリを使って接客をしている光景を度々見かけるようになっています。2020年の東京オリンピックでさらに大勢の外国人が来日する際、Google翻訳の活用機会が一気に増えるかもしれません。
Source: Google
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