nubiaは先日、nubia Z30 Proを今月20日に発表することを予告しました。キャッチコピーは"星影相随" 和訳すると"星の影から離れない"。だいぶポエムチックです。
プロモーションビデオには実機も登場しており、大まかな仕様が判明しています。
実機のデザイン&カメラの仕様が判明
こちらが先日公開されたプロモーションビデオのワンシーンです。このビデオでは冒険家や科学者の星空への情熱がドキュメンタリー風に語られています。
Nubia Z60 Proに関しては実機が数回、後述する作例の紹介が少しずつあるだけですが、背面のデザインがお披露目されています。
また、別の角度からの写真では3x64の文字が。64MPx3+ペリスコープカメラという豪華仕様になると見られています。
ただし、バックパネルのデザインやカメラの構成は今年4月に発表されたZTE Axon 30 Proと全く同じです。搭載されるとみられるSoCに関してもどちらもSnapdragon 888で共通しています。中国国内の別ブランドで全く同じ機種を焼き直しするのは考えにくいものの、否定はできません。
ただし、よく見るとカメラユニットより下の部分に長方形の影が見えないこともありません。前モデルのnubia Z20は背面サブディスプレイを搭載、無印nubia Z30も搭載すると言われておりProモデルにも搭載されているのかもしれません。
ディスプレイ周りも判明
同時にNubiaのスマートフォン部門の責任者である倪飞(ニー・フェイ)氏はWeibo上で新型Z30 Proのディスプレイ周りについて予告しました。
同氏はWeibo上にてプロダクトマネージャーの解説を紹介。"ディスプレイ傾斜角は黄金曲率の70.72度、最小の半径はR2.5"と話していたそうです。あまりピンときませんが、"見てよし、触ってよしということだ"と結論づけていました。
おそらく、70.2度というのはディスプレイのカーブの角度、R2.5というのはカーブの円を書いた時の半径でしょう。前モデルのNubia Z20のエッジは広くなだらかにというイメージでした。かなりエッジの角度は深くなったと考えられます。
同時に、公開された画像からはインカメラが見当たりません。これまでのリーク通り、Nubia Z30シリーズは画面下インカメラを搭載するのかもしれません。画面下インカメラは親元のZTEが以前に商用化していますが、白っぽいモヤなど写りに難がありました。画面下インカメラとサブディスプレイの併用で、お互いの欠点を補おうと考えているのでしょうか。
かなり豪華な作例が登場
キャッチコピーの"星影相随"の通り、nubia Z30 Proのセールスポイントの一つには星空の写真が挙げています。前述したプロモーションビデオの最後にはnubia Z30 Proで撮影された数々の星景写真が公開されています。
残念ながら露光時間といった情報が公開されていないため、カメラ性能を正確に推し量ることは難しいです。しかしながら、スマートフォンにしてはハイレベルな写真を撮ることができるといえるでしょう。
高価格なハイエンド端末となるか
また、Z30 ProはSoCにSnapdragon 888を搭載し、最大120Wの急速充電にも対応する可能性が高いとされています。
これまでのnubia機はどれも高コスパを売りにしていました。新型のnubia Z30 Proでは高性能なカメラに画面下インカメラ、そしてサブディスプレイなどいわば"てんこ盛り"仕様です。価格をどれくらい抑えられるのか注目です。
Note21 Ultraかな