64MPカメラ×3搭載が特徴のnubia Z30 Proが正式発表。ZTE Axon 30 Ultraのリブランドモデルとなり基本的にスペックは同じですが、120W急速充電対応など一部異なる点も存在しています。
基本スペック
- Snapdragon 888
- 6.67インチ1,080p(20:9)AMOLEDエッジディスプレイ(中央パンチホール)
- 144Hzリフレッシュレート
- 8/12/16GB LPDDR5 RAM + 256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,200mAhバッテリー、120W有線充電に対応(15分で満充電が可能)
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(OIS)+64MP超広角兼マクロ(120°)+64MPポートレート+8MP望遠(OIS 5倍光学、50倍ハイブリッド)
- インカメラ:16MP?
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6E対応
- nubia UI 9.0
- 161.83×73.01×8.5mm、198g
- 充電器付属(120W)
主なスペックとしては、Snapdragon 888や64MP×3カメラ搭載などZTE Axon 30 Ultraと同じですが、バッテリー容量が4,600→4,200mAhと減り、その代わりに120W急速充電に対応(Axon 30 Ultraは最大66W)。
デザインに関しては、カラーはもちろん、カメラモジュール周りが異なるものになっています。
冷却性能については、5層のグラファイトシートにVC液冷など昨今のフラッグシップにおいては一般的と言える仕様。
カメラ性能がポイント
64MPレンズを3つも搭載しているだけあり、当モデルの売りはそのカメラとなっており、3眼での同時撮影や、最近のMIUIに見られるシネマティックな撮影モードなど様々なモードが実装。
星空撮影
普通にカメラで長時間露光で星空を撮影できるのはもちろん、一瞬でそれっぽい星空を写真に追加できちゃうモードも。
長時間露光撮影に関しては、中国科学院国家天文台恒星研究団とのコラボによりその膨大なデータベースとnubiaのAI処理を用いて、様々な形で星空を捉えることが可能に。
nubia UI 9.0
ソフトウェアはnubia UI 9.0となり、刷新されたアイコンや、種類豊富なAlways On Displayなどが特徴。
Red Magic機に見られるゲームモードも実装されているようです。
対応バンド
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41(B41-2515MHZ-2675MHZ)
- 5G SA : n1/n3/n41/n77/n78/n79/n28
- 5G NSA : n41/78/79/1/3/28
アクセサリー
毎度お馴染みのアクセサリーは、純正ケース(79元、約1,300円)、ワイヤレスイヤホン(199元、約3,400円)、120W三口GaN充電器(269元、約4,600円)、65W二口GaN充電器(179元、約3,000円)、30WGaN充電器(69元、約1,200円)が発表。
ミニオンズとのコラボアクセサリーも
ミニオンズとのコラボレーションで、22.5W充電器、Type-Cケーブル、磁力有ワイヤレス充電器、Lightningケーブル、65W三口GaN充電器、純正ケースも発表。
値段は順に、69元(約1,200円)、59元(約1,000円)、149元(約2,500円)、69元(約1,200円)、168元(約2,800円)、89元(約1,500円)となっています。
約8.5万円から
カラーはブラック、シルバー、ブラックゴールドの3色展開となり、前者2つは8GB+256GB、12GB+256GB構成、後者は16GB+512GB構成のみ。5月25日より販売開始となっており、その価格は以下の通り。
- 8GB+256GB 4,999元(約8.5万円)
- 12GB+256GB 5,399元(約9.1万円)
- 16GB+512GB 5,999元(約10.2万円)
今回発表はnubia Z30 Proのみとなり、以前レンダリング画像のリークがあったZ30の発表はありませんでした。
ProモデルはAxon 30 Ultraのリブランドモデルとなり、正直サプライズに欠けるものだったため、画面下インカメラないし背面セカンドディスプレイ搭載とされる無印モデルに期待したいですね。
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