Huawei Nova 5i Pro正式発表、Nova 5/5iとの違いは?

Huaweiは26日、Nova 5i Proと、同社初の5GスマホとなるMate 20 X 5Gの発表会を中国で行いました。

名前からわかるように、Nova 5i ProはKirin 710を搭載したNova 5iの上位モデルで、こちらは無印Nova 5同様Kirin 810を搭載しています。

Nova 5iはNova 5の廉価モデルなので、5i Proは「Nova 5の廉価版の上位モデル」ということになります。Nova 5と 5i Proは搭載するSoCも同じですし、なんだか変な気持ちになりますが、中身にはちゃんと違いがあります。

詳しく紹介していきましょう。

Nova 5i Proも他のNova 5シリーズ同様クアッドカメラを搭載していますが、いままではカメラが縦に並んだデザインだったのに対して、Nova 5i ProはMate 20のような中心に四角く並んだデザインになっています。

4つのカメラはメインカメラがf1.8の48MP、他は8MP広角、マクロレンズ、奥行き効果をつける専用のレンズがひとつずつ搭載されています。

寸法は156.1 x 73.9に厚さが8.3mm。重量は178グラムでNova 5iと変わりません。厚さも変わりませんが、サイズはNova 5iと比べてすこし小さめになっています。

ディスプレイも小さくなり、6.26インチのパンチホール付き、解像度が1080 x 2340のものが搭載されています。Nova 5iでは1080 x 2310だったので、画面が小さくなった上に解像度も上がり、画素密度がより高くなっています。

RAMは6GBと8GBのモデルが用意されており、最近の一般的なパソコンに匹敵するレベルに。これらそれぞれに128GBのストレージを搭載したモデルと、6GBモデルには256GBのストレージを搭載したものもあるので、合わせて3種類選べるようになっています。

バッテリーは4000mAhで、22.5Wの急速充電に対応。Nova 5とNova 5 Proではバッテリーが3500mAhと少なめでしたが、代わりにどちらも40Wの急速充電に対応していました。Nova 5iはNova 5i Proと比べると下位モデルになるので、バッテリーは4000mAhであるものの、充電速度は10Wが最速。どれも一長一短といった感じです。

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