任天堂が、モバイルゲーム事業の方向性を見直し中のようです。
任天堂のモバイルゲーム事業は話題性があるものの、うまくヒットしないものが多いのが現状です。古川社長は今年5月の決算発表で、「モバイルゲーム市場に毎年何本もの新しいアプリを継続して投入していく考えはない」と表明しました。
「ゲーム内課金モデル」の採用に積極的ではない任天堂
任天堂がリリースしたスマホ向けゲームタイトルは、Tencent等他社のヒットしているタイトルに比べて、伸び悩んでいます。
Source: Sensor Tower
モバイルゲーム事業は基本無料で前提として、ゲーム内での課金をしていくモデルが大半です。成功している大多数のスマホゲームアプリはこのゲーム内課金モデルを採用しています。
任天堂の場合、ユーザからの批判を恐れて、ゲーム内課金を前提としたアプリ開発に積極的ではありません。実際にスマホ向けにリリースされた「どうぶつの森ポケットキャンプ」は、課金額での差が出やすいゲームであったため、ユーザからの批判が少なくありませんでした。
Pokemon Unite(MOBA)は理想的な解決策
先日発表された「Pokemon Unite」はMOBAという新しいジャンルとなります。任天堂はこの分野で実績のあるTencentと提携しました。
MOBAは課金では差がつきにくいゲームなので、ユーザからの批判を浴びるリスクは少ないというメリットがあります。また、「Pokemon Unite」はAndroid/iOSだけでなくNintendo Switchにも提供されます(基本無料。ゲーム内課金あり。)特にSwitchユーザ向けに課金モデルを適用するのかも注目です。
Pokemon Unite次第ではモバイルゲーム事業の大幅縮小も
そもそも任天堂が数年前にモバイルゲーム市場へ本格参戦した背景には、Wii Uの失敗がありました。しかし「あつまれ どうぶつの森」などSwitch向けゲームが大成功を収めている今、ユーザからの批判を浴びるゲーム内課金を前提としたゲームアプリ開発に注力する必要はないのかもしれません。
「Pokemon Unite」が上手くいかない場合は、今度こそモバイルゲーム事業の縮小、Switch等のゲーム機事業への集中、に舵を切るかもしれません。
単純に岩田さんが主導した物が終わったってだけでしょ
元からずっと毎年ずっと継続的にリリースするなんて事一言も言ってないし
後、Pokemon Uniteは(と言うかポケモンのIPの所属は)株ポケの物であり、任天堂の物ではない
一応、任天堂は株ポケの株を約1/3持ってるけどね