あなたが米国在住者でスマートフォン「Nexus 6P」を使っているのであれば、最大400ドル(約4万5000円)を受け取る権利が貰えるかもしれません。
Nexus 6Pは2015年に発売されたスマホです。Google純正で、当時発売されたスマホとしては優れた性能だったこともありユーザーも多いですが、ブートループ(再起動が完了しない)問題やバッテリーを原因とした急なシャットダウン問題が多発していました。
この問題について、米国ではGoogleと製造を担当したHuaweiに対してユーザーからの集団訴訟が起こされています。この訴訟に対する和解案として、GoogleとHuaweiは最大400ドル(約4万5000円)の和解金支払いを提案しています。
この提案は、2019年5月に行われる次回審問にて承諾が行われた場合に実現します。よって、次回審問の結果次第では訴訟が長引く可能性もありますし、そもそも和解金受け取りの対象は「Nexus 6P」で発生しているバグの被害にあっているユーザーに限ります。
バグに苦しんでいるユーザーは、Nexus 6Pユーザー / 保有者で、かつ証拠書類が存在することを条件に上記金額を受け取ることができます。なお、問題を受けてGoogleが行った製品交換サービスによって「Pixel XL」をすでに受け取っているユーザーは10ドル(約1100円)の返金に留まる見通しです。
日本のユーザーが同様の返金を受けられるのかと言うと厳しい所ですが、もしあなたがNexus 6Pを現在も保有しているのであれば、5月の次回審問の結果を見守ることをおすすめします。
また、あなたがNexus 6P保有者で、今後も使い続ける意志があるなら(発売から4年経った今ではほぼいないような気もしますが)、バッテリー交換かイメージファイルの書き換えで問題が解決できるかもしれません。
急にバッテリー残量が0%を示しシャットダウンする場合、スマホがバッテリーの劣化を把握できていないためにバッテリー残量のつじつまが合わず、シャットダウンをしている可能性があります。
この場合、バッテリーを新品に交換すれば問題は解決します。ただし、Huaweiにバッテリー交換を依頼すると2万円以上かかります。
ブートループ問題については、イメージファイルを書き換えて無理やり8つのCPUコアの内4コアを使用不可にする非公式の荒業で解決できます(もちろん性能は4コア分低下します)。
Source: GSMArena
メルカリに10000で流したなぁ