GoogleがWindows版ニアバイシェアを正式リリースしました。USBケーブルやインターネット接続を利用せず、直接ワイヤレスでAndroidとWindows PC間のデータ共有が可能です。公式サイトでアプリが配信されており、すでに日本でも利用できます。
64ビットのWindows 10以降で利用可能
ニアバイシェアはAndroidスマホ同士でデータをやりとりできる機能です。iPhoneやMacで使えるAirDropに似ていることから「Android版AirDrop」とも言われています。
2023年3月にはWindows版ニアバイシェアのベータ版がリリースされていましたが、2023年7月20日にようやく正式リリースとなりました。Windowsパソコンにニアバイシェアアプリをインストールすることで、AndroidスマホとWindowsの間で画像や動画などのファイルを簡単にシェア可能です。
正式リリースにあたり、新たにファイル転送にかかる推定時間の表示や、通知に画像のプレビュー表示といった機能も追加されています。
ニアバイシェアを利用できるのは64ビット版のWindows 10以降を搭載し、かつWi-FiとBluetooth機能に対応するWindowsパソコンです。公式サイトからアプリをダウンロード・インストールし、初期設定を済ませればすぐに使えます。
今後はHP Dragonfly Proなど、一部のWindowsパソコンへニアバイシェアが標準インストールされることも発表されています。WindowsとAndroidを連携するアプリには、Microsoftの「スマートフォン連携」アプリもありますが、今後はWindowsにおけるニアバイシェアの存在感がより大きくなるかもしれません。
Source: Android, Via: xda-developers
iPhoneとMacでは有線ではなくAir Dropのファイル転送ができるのは羨ましかったから、WindowsとAndroidでもできるようになって便利になるね。