Lenovo傘下のMotorolaが、Androidスマートフォンの新モデルを発表しました。今回発表されたのは、「Moto G Stylus」「Moto G8 Power」「Moto G Power」の3機種。共通する「G」の文字を取って、「Moto Gファミリー」とも紹介されています。
中でも注目すべきは、Moto G Stylus。その名の通り、スタイラスペンを内蔵したモデルです。スタイラスペン付属というとSamsungのGalaxy Noteシリーズが有名で、どうしても価格が高いイメージを持たれがち。ところが、本機は推定価格が3万円前後とお手頃で、気軽に試せそうな一台となっています。
それでは、3機種の紹介に移りましょう。
Moto G Stylusの紹介
まず、Moto G Stylusの主なスペックは下記の通りです。
・OS:Android 10
・プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 665
・RAM:4GB
・ROM:128GB(microSD最大512GBまで)
・バッテリー:4,000mAh(充電速度10W、Type-C)
・リアカメラ:トリプルカメラ(メイン48MP)
際立ったスペックではありませんが、全体的にバランスの取れた構成といえるでしょう。大容量バッテリーやトリプルカメラはもちろん、microSDによるストレージ拡張への対応も嬉しいポイント。
あとは、スタイラスペンの実際の書き心地が気になりますね。予想発売時期は今年4月頃となっており、推定価格は299.99ドル(約3万3,000円)です。
Moto G8 PowerとMoto G Powerの紹介
続いて、Moto G8 PowerとMoto G Powerです。
非常にまぎらわしいネーミングですが、前者はクアッドカメラ搭載、後者は北米限定モデルでトリプルカメラ搭載という違いがあります。
その他の仕様はほぼ同じであるため、今回はMoto G8 Powerのスペックのみ下記の通りご紹介。
・OS:Android 10
・プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 665
・RAM:4GB
・ROM:64GB(microSD最大512GBまで)
・バッテリー:5,000mAh(充電速度15W、Type-C)
・リアカメラ:クアッドカメラ(メイン16MP)
「Power」と名のつくだけあって、5,000mAhと大容量のバッテリーがセールスポイント。急速充電に対応している点も魅力です。
先にご紹介したMoto G Stylusと同じく、今年の春頃の発売が予想されています。
推定価格は、北米限定とされるMoto G Powerが249.99ドル(約2万7,000円)。クアッドカメラ搭載のMoto G8 Powerも、似たような価格になりそうです。
なお、YouTubeでは公式の紹介動画も見ることができます。
以上、計3モデルをご紹介しました。
すべてパンチホール式のインカメラを採用しており、トレンドを意識している様子もうかがえます。
余談ですが、特に必要に迫られているわけでもないのに、スタイラスペンが付いていると魅力が3割増しくらいに感じられるのは筆者だけでしょうか......?発売後のレビューも気になるところです。
Source: Motorola公式(Moto G Stylus, Moto G8 Power, Moto G Power)
ええやん