Xiaomiが提供するクラウドストレージサービス「Mi Cloud」に、最大200GBのストレージを60年間・10年間継続して使える新プランがそれぞれ登場しました。2020年中に60年間プランを契約すれば、ほぼ一生200GBのクラウドストレージを使い続けることが出来るでしょう。
Mi Cloudの新プランの料金はそれぞれ以下の通り。
- 200GBプラン
- 60年 - 1599元(約2万5000円)
- 10年 - 639元(約1万円)
- 50GBプラン
- 60年 - 499元(約8000円)
- 10年 - 199元(約3000円)
Mi Cloudにはこれ以外にも1、3、6、12ヶ月の比較的短いプランが用意されています。
Xiaomiは昨年7月にMi Cloudの各プラン価格を据え置きつつ、20GBプランを50GBへ、100GBプランを200GBへアップグレードしていました。
200GB・60年プランは一回に支払う価格としてはやはり高価に感じてしまいますが。50GB・60年プランは日本円で1万円切り。60年後もXiaomiが存続しているのか、そもそも50GBのクラウドストレージがまだ必要かどうかは何とも言えませんが、生粋の米粉(Xiaomiファン)なら手が滑りそうな価格です。
なお、筆者が所有しているグローバル版のXiaomi Mi 9でMi Cloudを確認してみましたが、60年プランは見つけられず。どうやら中国国内のみでの提供のようです。
グローバル版のMi Cloudは中国国内版プランよりも割高(香港ドル決済)で、またGoogle OneやOneDriveと比較しても価格差は大きくありません。200GBプランではMi Cloudが年間318香港ドル(約4500円)に対してGoogle Oneが3800円。OneDriveには200GBプランはありませんが、100GBプランの月額224円から単純に計算しても、Mi Cloudの方が割高です。
Source:GIZMOCHINA,cnBeta(中国語)
昔々「100年メール」というものがありましてね…