低価格ながらも高性能で、そのコスパの良さが人気のMi 9T。10月よりMIUI 11アップデートの配信が始まり、Mi 9Tにも既にアップデートは降ってきています。ところが、複数のMi 9Tユーザーより、MIUI 11にアップデート後からバッテリー消費が激増したとの報告が挙がっています。
事例その1
上の画像は、不具合を報告しているあるユーザーのバッテリー消費のスクリーンショットです。
彼によると、MIUI 11へアップデートした際バッテリー消費が何かおかしいことに気づいたそうですがその日はあまり気にせず。しかし翌日、端末の充電後にほとんど全く使っていない状態で5時間のうちに100%から26%まで落ちたとのことです。
モバイルデータがオンの状態だったそうですが、アップデート以前は同じように使用していても全く問題はなかったとのこと。
事例その2
またこちらの画像は、別の不具合報告をしているユーザーのバッテリー消費のスクリーンショットです。
このユーザーは、寝る前に39%、Wi-Fiオンのままで5時間後に起きた時には残りわずか6%となっていたと報告しています。前回のアップデートより新しいアプリもなければ設定も変更なし、使い方も全く変わらない状態でこうなったとのことです。
また、下のAwake(端末が起きている状態)とScreen Onを見ると、スクリーンがオフの時間帯(寝ている間)にも関わらず端末はずっと起きていることが分かります。
通常であれば、スクリーンがオフの間に途切れ途切れ端末が起きていることはありますが、画像のようにずっと起きていることはありません。
対処法 - アプリの自動起動設定を変える
この不具合への対処法として挙げられているのが、必要のないアプリの自動起動をオフにすることです。
Redditユーザーのu/sonoskietto氏によると、このアップデートは全てのアプリの自動起動をオンにしており、メールやメッセージなど通知を受け取りたいアプリやホーム画面にあるウィジェット以外はオフにすることを推奨しています。
【場所】設定≫アプリ≫アクセス許可≫自動起動
自動起動がオンの場合、端末起動時に自動的にアプリも起動します。一方オフの場合、アプリは使用時以外スリープ状態にあるためバッテリー消費を抑える効果があります。しかしそのせいで通知がうまく受け取れなくなったりといったデメリットもあります。
この不具合に対してXiaomi公式からの言及はありません。たとえ設定を変えることで直るとしても、特に数多くアプリを入れているユーザーにとってはいちいちオフにしていくのは手間なのではないでしょうか。アップデートで修正されることを願うばかりです。
まだ様子を見てます。