LGがスマホ事業からの撤退を同社取締役役会で決定したと発表しました。7月末までの事業閉鎖を予定しているとのことです。
LGは、事業閉鎖後も、既に完成しているスマホの在庫の販売継続と販売済みスマホのサポート対応は続けることを明らかにしました。撤退予定メーカーの機種を敬遠する消費者も少なからず出てくると予想されるため、LGスマホの新品在庫が安売りで今後出回るかもしれませんね。逆に、LGが生み出したLG Wing等の奇抜なデザインのスマホは、数年後には物珍しさからプレミアが付いているかも知れません。
日本のキャリアモデルの取扱い枠が空きそう
LGスマホは世界水準では微妙なコスパだったかも知れませんが、三大キャリアのラインナップ上では好コスパ機という位置付けである意味重宝されていました。2020年のキャリアモデルにおいても3機種が採用されていました。
- LG V60 ThinQ 5G Docomo・Softbank春夏モデル
- LG Velvet Docomo秋冬モデル
LGが空けた枠をどのメーカーが埋めるでしょうか。特にDocomoの春夏モデル発表に注目です。
Source: LG
あらら、既定路線だったとはいえ実際に発表されると寂しいものがありますね。
報じられてる通りに売却オペレーション失敗なら設備類はどうなるんでしょう。潰して他部門の生産量アップに回すのかな?