2020年になりLG Wing 5Gという二画面ディスプレイ搭載機を送り出したことで話題となったLG。同社は新たに巻き取りが可能なディスプレイ搭載機の準備をしているもようです。
Snapdragon 888を搭載したハイエンド機として準備されているようで、OPPOよりも商品化で先行する可能性がでてきました。
キャリア版とSIMフリー版の存在がリーク
EXCLUSIVE#LG #Rollable has been registered in South Korea's carrier intranet (database)
Carrier Model Number
LM-R910NUnlocked Model Number
OMD-LM-R910N pic.twitter.com/KQUm2L0UQ8— Tron (@cozyplanes) December 5, 2020
LGから登場が噂される巻き取り式ディスプレイ搭載スマートフォンのモデル名が「LG Rollable」になるという情報が入ったのは先月のことです。12月に入り、Twitter上にてTron(@cozyplanes)というユーザーが韓国のデータベースにLGの巻き取り式ディスプレイ搭載スマートフォンが登録されたことをリークしました。この機種は二つのモデルナンバーが登録されており、それぞれキャリア向けの「LM-R910N」とSIMフリーモデルの「OMD-LM-R910N」だと判明しています。
スライドするように巻き取れるディスプレイ搭載機種が登場か
LetsGoDigitalが独自に作成したというLG Rollableの3Dレンダー画像も公開がされています。レンダー画像によると、端末はこれまでのスマートフォンと変わらない縦長比率のディスプレイを搭載していますが、実は本体が左右に引き伸ばせるようになっており、合わせてディスプレイも拡がる仕組みです。
現時点でLG Rollableは拡大時で7.4インチのディスプレイを搭載、チップセットにはSnapdragon 888が採用されると予想がされています。内蔵メモリは16GBと大容量になるとも言われています。
LG Wing 5Gはスライド式のディスプレイを搭載していましたが、製品としての完成度は非常に高く実用面で優れており、かつ日本円で10万円強という価格設定でした(SoCはSnapdragon 765Gとミッドハイ機向けのもの。)サムスンやHuaweiなどの折り畳みスマートフォンとは違い、ユーザーから手の届きやすい価格のクリエイティブな製品を届けることができた2020年のLG。来年登場する可能性もある新たなスマートフォンにも高い期待が寄せられます。
Source: LetsGoDigital, Twitter
LGなら本当に出すだろうという謎の確信がある