以前よりリークやティザーがあった、Lenovoのゲーミングブランド「Legion」からのゲーミングスマホLenovo Legion Duel(中国ではLenovo Legion Pro)が正式発表。何と言ってもその見た目と横から飛び出るポップアップカメラが特徴的です。
また、価格は3,499元~(約5.4万円~)と、一段下位のSocであるSnapdragon 865搭載のハイエンド機の大多数に比べても安い価格設定です。Socパフォーマンスに対する費用対効果では現時点でトップクラス(若しくはナンバーワン)のモデルです。
目次
現状最高レベルのスペック
- Snapdragon 865+
- 6.59インチFHD+(19.5:9)AMOLEDディスプレイ
- 144Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12/16GB LPDDR5 RAM + 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 5000mAhバッテリー、90W急速充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(f/1.89 1/1.72)+16MP超広角(120° f/2.2)、4K30FPS
- インカメラ:20MP(f/2.2)ポップアップ
- デュアルステレオフロントスピーカー
- クアッドマイクロフォンシステム
- ウルトラソニックセンサー
- USB Type-C×2
- 169.17×78.48×9.9mm、239g
満を持して発表されたLenovo Legion Duelは最新のSnapdragon 865+を搭載し、144Hzリフレッシュレートに対応するなど、まさに最高レベルのスペックを詰め込んだ一台と言えるでしょう。
また、スペックシートを見る限りはイヤホンジャックの存在は確認できませんでした。
ザ・ゲーミングスマホな背面デザイン
何といってもまず目に入るのはその特徴的な背面デザイン。他のゲーミングスマホのように、Legionロゴは光ります。
また、カメラの配置も中央に非常に近くユニークですが、横持ちした際指がカメラにかからなくなり、カメラ部分の汚れを気にすることもなくなりそうです。
配信者向け?の横ポップアップカメラ
ゲーミングスマホと言うことで横持ちすることを考慮し、ポップアップカメラはなんと端末の横から登場。ゲームをプレイ中に、画面上にインカメラでの映像をオーバレイ表示することも可能としており、配信者向けの機能と言えるのではないでしょうか。
90W急速充電に対応
OPPOなどの125W急速充電が出た後で少々インパクトには欠けますが、90W急速充電に対応。バッテリーは他の急速充電対応機種と同様2500mAh×2と2つに分かれています。しかし、その恩恵を享受するためには端末下部と横にある2つのUSB Type-Cポートに同時に接続して充電する必要があります。(充電器の方にもポートが2つ存在)
また充電時間は、0%から10分で50%、30分で100%と充分な速さ。端末横にもUSB Type-Cポートがついている点はゲームをする際便利ですが、ゲーム中に横と下部同時接続は非常に持ちづらそうです。
130以上のゲームが144Hzリフレッシュレートなどに対応
144Hzリフレッシュレートなどの高リフレッシュレートで肝心なのが、自分がプレイするゲームがそもそも対応しているかどうかです。
この点についてLenovoは、既に130以上のゲームが144Hzリフレッシュレートとショルダーボタンに対応しており、さらに多くの開発者に参加してもらうよう取り組んでいると述べています。
その他スペック
気になるそのOSですが、Android 10ベースのZUI 12またはLegion OSとのこと。
その他の特徴としては、液冷やデュアルx-axisリニアモーター、ショルダーボタンなど。
また、他のゲーミングスマホ同様に、ドックなどといった専用アクセサリーもあるとのことです。
約5.4万円から
RAMストレージ構成は4通りで、価格は以下の通り。
- 8GB+128GB 3499元(約5.4万円)
- 12GB+128GB 3899元(約6万円)
- 12GB+256GB 4199元(約6.4万円)
- 16GB+512GB 5999元(約9.2万円)
色はレッドとブルーの2色のみで、中国では8月5日より販売が開始されます。また、アジア太平洋地域、ヨーロッパ、中東、アフリカ、ラテンアメリカ市場でも発売されるとのこと。日本での発売にも期待したいところですね。
Source:GSMArena
OSの評判がよかったら買おうかな
RedMagic5買おうと思ってレビュー見たら、OSの評判が悪くて諦めた
素のAndroidのままでいいのになぁ…