中国のメーカー、TianmaがLCDディスプレイ内のどこでも指紋認証ができる技術を開発したようです。
画面内指紋認証はOLEDを搭載したハイエンド機の特権でしたが、LCDディスプレイでの指紋認証技術の開発も進んでいます。Redmiゼネラル・マネージャーのルー・ウェイビン氏も今年3月に「LCD画面上での指紋認証センサー開発に成功した」と宣言しています。
ディスプレイのどこでも指紋認証可能な新技術について
中国メーカーのTianmaは、このマルチポイントLCD指紋認証技術の大量生産の準備に入っており、製品サンプルをスマホメーカーに送ってメーカー側にも検証をしてもらっているようです。なお、Tianmaは日本にも拠点があります。
また、この技術により、従前の画面内指紋認証に対応したLCDよりも、スクリーンの厚さを半分にできるようです。
ディスプレイのどこでも指紋認証が行えるようになれば、ロック解除がスムーズになるだけでなく、任意のアプリを開く際に個別に指紋認証をするなどUIと連携したセキュリティ管理が可能になります。
LCD画面上での指紋認証は実用化するか
昨年春に中国の会社Fortsenseが、LCDでの指紋認証技術を開発したと発表するなど、この技術の実用化は1年以上前から長らく期待されていました。今回のTianna社が開発した技術は実用化にこぎつけられるでしょうか。Tianna社が公表した内容が真実であれば、廉価版スマホを手掛けるどのメーカーも欲しがる技術であることは間違いないでしょう。
Source: mydrivers
Androidは進化しててええなぁ…