Vivoのゲーミングブランド「iQOO」の最新廉価モデル、iQOO Neo5が正式発表。Snapdragon 870を搭載し、個別にディスプレイ用チップも搭載することによりゲーム画面へのHDRの適用や、フレームレートの倍増が可能である点が特徴となっています。
基本スペック
- Snapdragon 870
- 6.62インチ1,080p Samsung AMOLEDディスプレイ(中央パンチホール)最大輝度1,300nit
- 120Hzリフレッシュレート・300Hzタッチサンプリングレート・1,000Hz瞬間タッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR4X RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,400mAhバッテリー、66W有線充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:48MPメイン(IMX598 f/1.79 OIS)+13MP超広角兼マクロ(120° f/2.2)+2MPモノクロ(f/2.4)
- インカメラ:16MP(f/2.0)
- ステレオスピーカー
- OriginOS for iQOO(Android 11)
- 163.34×76.37×8.43mm、196g
SoCにSnapdragon 870を搭載し、120HzリフレッシュレートAMOLEDディスプレイ等、ゲーミングスマホとしては標準的なスペックに。リフレッシュレートは用途に応じて30、60、90、120Hzで切り替わるとのこと。
同機種の目玉の1つでもある独立したディスプレイ用チップですが、これにより安定したFPSやゲーム画面へのHDRの適用、MEMC技術によりフレームレートを最高120FPSにすることが可能に。ただ後者の機能については現状、上画像の通り第5人格を始めとした一部のゲームのみに対応しているとのこと。
バッテリー容量は4,400mAhとなり、66W急速充電に対応し、30分で満充電が可能。冷却機能に関しては、面積前モデル比210%の放熱グラファイトシートなど。
カメラ構成は48MPメイン、13MP超広角、2MPモノクロと必要十分となっており、パノラマ撮影やポートレート撮影においても夜景モードに対応している点が特徴です。
ソフトウェア面では、カスタムスキンであるOriginOS for iQOOを搭載し、Wi-Fi信号により隠しカメラを検知する機能や、メカニカルキーボードを模したキーボードスキンなどに対応。
また対応バンドについては、以下の通りです。
4G:B1/3/4/5/8/B28A/34/38/39/40/41
5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78
アクセサリーも豊富
最大18時間連続再生が可能なワイヤレスイヤホンや、最大4.8℃温度低下を可能とする冷却ファン、充電中などに横持ちした際に邪魔になるケーブルを下の方へ逃がすグリップ、純正ケースも同時発表。
価格は順に199元(約3,300円)169元(約2,800円)、59元(約990円)、49元(約820円)となっています。
約4.2万円から
カラーはナイトシャドウブラック、クラウドシャドウブルー、ピクセルオレンジの3色展開。3月22日より販売開始となっており、気になる価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 2,499元(約4.2万円)
- 8GB+256GB 2,699元(約4.5万円)
- 12GB+256GB 2,999元(約5万円)
以前に発表されたiQOO 7との違いとしては、SoCはもちろん(スナドラ888→870)、RAMの規格がLPDDR4Xとなっていたり(7はLPDDR5)、充電速度が66W(7は120W)であるなどダウングレードがされている一方、ディスプレイスペックはほぼ変わりなかったり、バッテリー容量は7よりも400mAh多い4,400mAhであるなど、7と比べ優っている点もあります。
その価格差は約2.2万円(iQOO 7は3,798元、約6.4万円)となっており、どちらを取るかはどのスペックを重要視するかによってくることとなるでしょう。
iQOOシリーズって何かとバケモノ多いんだよね…