今年の秋に発表される予定のiPhone 12は5G対応という噂ですが、どうやらSub-6だけでなくミリ波にも対応するとの情報がリークされました。
4種類のモデル展開を予定
iPhone 12シリーズは5.4インチモデル、6.1インチモデル×2、6.7インチモデルの4種類のモデルが出ることが確認されています。
この内全ての機種が5Gに対応し、下位モデルはSub-6のみであるものの上位モデルはミリ波にも対応するとのこと。なお、具体的にどのモデルがミリ波に対応するかは不明です。
ミリ波対応は5カ国限定?
また、Ming Chi Kuo氏によると、ミリ波対応のiPhone 12は米国、カナダ、日本、韓国、イギリスの5カ国のみとなる模様。それ以外の国ではハードウェア的には対応するもののソフトウェアで使えないように制限がかかるようになるとのことです。
日本ではSub-6は3.7GHz、4.5GHzの2種類あり、ミリ波は28GHzとなっています。前者(Sub-6)は4Gに毛が生えた程度のものですが、後者(ミリ波)は真の5Gと呼ばれ、超高速通信、低遅延、多台数接続を実現可能である一方で、指向性が強く、電波が回り込みにくい性質を持ちます。
日本版iPhone 12シリーズの上位モデルのミリ波はもちろん3.7GHz(n77)、4.5GHz(n79)、28GHz(n257)全てに対応するようです。ミリ波のサービスどころかSub-6でさえもサービスエリアが狭い現状ですが、iPhone 12シリーズがミリ波に対応するのであれば長く使える機種になりそうですね。
ただ、ミリ波対応iPhone提供地域として日本が選ばれたことは嬉しい一方で、その分価格に転嫁されないかだけが心配です。今後の動向を見守りましょう。
Source : DigiTimes
めっちゃ高くなりそう