みなさんこんにちは、Moです。
私はiPhone 11ユーザーです。発売日にいち早く購入し、現在に至るまで快適に利用しています。telektlistでも何度かiPhone 11のレビューをしています。
そのiPhone 11を5ヶ月近く使っているのですが、なんといってもカメラ性能が素晴らしいのです。スマートフォンのカメラベンチマークで有名なDxO MARKでは、iPhone 11が106点、iPhone 11 Pro Maxが117点と、Huawei Mate 30 ProやGalaxy Note 10+には及びませんが、それでもiPhoneらしい高得点を叩き出しています。
さて、先月にAppleはナイトモード限定のフォトコンテストを開催しました。コンテスト参加用に何枚かナイトモードを使った作例を撮ってきましたので、撮影のポイントなどを皆さんにシェアしようと思います。(いい写真の自慢も兼ねて)少しでも皆さんの撮影のインスピレーションになればと願っています。それでは行きましょう!
目次
ポイント①「夜景撮影は雨の日か雨上がりをねらえ!」
東京でナイトモードを利用した写真となると、やはり夜景になります。
夜景といっても写真は結局光があってなんぼのもの。できるだけ光が多い場所を狙い、真っ暗な背景とのコントラストを撮影することでいい写真が撮れます。そのことを考えると、きれいな夜景写真を撮るには雨の日を狙うのが合理的です。
雨で濡れた地面(特に石畳)は光を沢山反射してくれます。写真の中に光が増えて、よりきらびやかな写真が撮影できるのです。
この一枚は雨の日の不忍池弁天堂。石畳に反射した光がセクシーです。街灯の光が雨で拡散されて全体的にふんわりとした写りになるのもポイントです。
雨がまだ降っていたのできれいな反射にはなっていませんが...
雨上がりであれば水たまりからのリフレクションを狙ってみるのもいいでしょう。普段とは違った見え方がして面白いですよ。
超定番スポットの東京駅も雨の日ならこの通り。iPhone 11シリーズは超広角レンズでナイトモードが使えないのが残念ですが、それでも離れて撮れば広角レンズでもある程度広く写ります。
ポイント②「ナイトモードは手すりを活用せよ!」
iPhoneに限らず、ナイトモードは数秒間に渡って長時間の撮影します。長時間の撮影で何枚か撮った写真を合成することで光量が少なくても美しい写真が撮れる仕組みです。
そのため、何枚か撮った写真がぶれていたり、ピクセルがずれていると合成・補正がうまく効きません。そのため、長時間の撮影でできるだけ手ブレしないようにする必要があります。
スマホをしっかり構えるのもいいですが、おすすめは手すりを使うこと。手すりにスマホを載せ、手で添えてあげることで手で持つよりも圧倒的に安定します。
こちらは東京駅近くのKITTE内部での写真です。ライトのイルミネーションを中心に、KITTEの幾何学的に配置されたテナントを撮影しました。
向かい側から手すりにスマホを固定して撮影することでナイトモードが安定します。また、水平が確実に取れるので左右対称になりやすいという副次的な効果もあります。
こちらはさっきとは逆方向のところ。縦にすると安定性が落ちるので、しっかりと支えてあげるようにしましょう。
KITTEの屋上から撮影した東京駅です。これも手すりにスマートフォンを置いて撮ったものです。光があるところはもちろん、光があたっていないところも木の一本一本の質感がしっかりと残せています。それでいて左のBEAMSのロゴが白飛びせずにしっかりと残っているのは流石といったところ。
⚠落下注意
手すりにスマホを乗せるときは落下に気をつけましょう。自分のスマホが壊れるだけでなく、他の人の身の危険もありますのでくれぐれも落とすことがないようにしてください。
ポイント③「オフィス街の夜景は平日を狙え!」
東京駅周辺などのオフィス街は平日の日没1時間後あたりが最もいい時間帯です。週末はオフィスビルで勤務している人は殆どいないので、平日の夜が最も光が多い時間になります。その時を狙って撮影するときらびやかで美しい写真になります。
先程の東京駅の写真ですが、週末に撮ったので実は光が少ないです。平日に撮影すればもっときれいだったのに...
こちらも週末に撮ったサンシャインシティ周辺の写真です。右奥の建物はおそらく住宅ビルですので、こちらは平日週末関係なく撮影できますね。
番外編「美しい場所に行く」
と、ポイントを3点述べましたが、結局は美しい風景に出会えれば普通に撮るだけでも美しくなります。
幸いっては元も子もないですが、言ってしまえば美しい瞬間に立ち会うことが美しい写真を撮るコツです。
どこのお寺か忘れましたが、光と影野コントラストが美しいと思って撮った一枚です。後ろに伸びる影を意識した構図にしました。
ろうそく一本でここまで明るく撮影できるのはさすがiPhone 11ですね。
これは東京ではなく埼玉県秩父市の秩父ミューズパークから雲海を撮影した一枚です。手前の全く光のない森は黒つぶれで輝度ノイズが現れていますが、雲海が広がり、その下に広がるカラフルな街頭で、まるで宝石箱のような写真が撮れました。これも場所が良かった一枚になります。
いろいろ考えながら撮影して美しい写真が撮れることは本当に楽しいです。皆さんも是非ナイトモードを活用して一味違った夜景写真を撮影されてみてはいかがでしょうか?
P30proを使ってみるべき