iPadOSのリリースによって様々な機能が追加されました。多くのユーザーが喜んだ改善点は外付けドライブが使えるようになったことでしょう。
ところが、Apple純正のアダプターを使ってLightning端子経由でUSBメモリを認識させようとすると、エラーが表示されて使えない場合があります。
目次
原因は消費電力
「Cannot Use Accessory USB Flash Drive: This accessory requires too much power.」というポップアップが表示されます。このエラーは、「USBメモリが要求する電力量に達さない」ということを示しています。
Amazon等で見かけるlightning to USB変換の類似商品をみると「100mAを超える製品は使用できません」という表記を度々目にしました。Apple公式サイトに同様の表記は見つかりませんでしたが、Q&Aでは同じく、100mA以上のUSBは使用できないとの回答が寄せられています。
解決策1: 消費電力の少ないUSBメモリを使う
手間的にも金額的にも一番おすすめなのが、消費電力100mA以下のUSBメモリを使うこと。
手持ちのUSBメモリの中で供給電力が少なそうなものを探したところ、古めのUSB2.0対応USBを使うことができました。
Amazonで購入する場合、以下のUSBメモリが動作確認が取れているのでおすすめです。
解決策2: microSDカードリーダーを使う
microSDを持っている場合、USBを挿せるmicroSDカードリーダーを使うのも手です。
こちらの製品は動作時の最大消費電流は90mAとなっております。
解決策3: 100mA以上も使える非純正アダプタを使う
Apple純正のアダプターでは100mAまでしか使えず、Amazonで販売している非純正の変換も100mAまでと書かれている商品ばかりでしたが、一部200mAまで対応と書かれている商品も存在します。
レビューの少ない商品で不安はありましたが、実際にこちらの商品を購入し、純正の変換ケーブルで使用できなかったUSBメモリを使用してみたところ、エラーが出てくることなく、問題無く認識できました。
解決策4: 純正アダプターで充電しながら使用する
USBメスとlightningメスを両方搭載している純正アダプタを使用すれば、lightningメスに充電コードを挿すことで、USBメモリを問題無く使用することができます。
充電しながらでなければ使用できないので、外出中でも電源が必要となり、せっかくのモバイル性が台無しになってしまう点には注意です。
まとめ
Lightning端子にUSBメモリを使用する方法をまとめると以下のようになります。
- Apple純正のアダプターに、100mA以下のUSBメモリを使用する
- microSDカードリーダーを使う
- 200mAまで対応した非純正のアダプターを使用する
- Apple純正のlightning端子が付いているアダプターで、充電しながら使用する
以上4つがlightning端子搭載のiPadでUSBメモリを使う方法です。
また、iPadOSだけで無くiOS13でも同様の方法でUSBメモリを使用できます。自分にあった方法で外部ストレージによる拡張を楽しみましょう!
こんな事気にしないとまともに使えないのか?
やっぱりAndroidは神。