Huaweiの新型フラッグシップスマホHuawei P50シリーズについて、新華社系の金融紙「中証網」が発売遅延の可能性を報道しています。中証網はHuaweiのサプライチェーン関係者の話として、「サプライチェーン企業はHuawei P50向けの部品を供給し始めているが、その量は今までよりも少なくなってきている。Huawei P50の発売も遅くなるだろう。」との発言を紹介しました。
P50シリーズにはKirin 9000を搭載するとみられるP50 Pro / P50 Pro+と、Kirin 9000Eを搭載するとみられるP50などが含まれます。Kirin 9000シリーズは昨年秋のHuawei Mate 40シリーズの時点で既に発表されていた5nmチップですが、直後の米制裁で半導体ファウンドリとの取引が出来なくなる前に、これらの最新技術を使用したチップは880万枚程度しか確保できなかったといわれています。その他の部品がいくら中国国内で確保できたとしても、Kirin 9000チップの在庫数が、P50シリーズ(とMate40シリーズ)の生産量の上限を決定することになるでしょう。
さらに現在Huaweiは折りたたみスマホのMate X2を予告しており、それらの要求量も考慮した上で、P50シリーズの生産量に制限をかけなくてはなりません。
毎年、HuaweiのPシリーズ機は例年3月の後半ごろに発表されるのが通例ですが、一か月前にしてP50シリーズに関する噂などが比較的少ないことからも、発売がいくらか遅延する可能性は高いです。
一方で、Huaweiの創業者でありCEOでもある任正非氏はHuaweiのスマートフォン事業を(Honorブランドのように)売却するつもりはないと明らかにしており、厳しい状況ながらもスマホブランドとしてのHuaweiはこれからも継続していくことになっています。
それよりもMateX2のニュース出したら良いのに
地上波のニュースでやってたぞ
泥メディアなのにしっかりしろよ、、、