Huaweiが、新型スマートフォン「Huawei P40 Lite」を発表しました。
パンチホールディスプレイとクアッドカメラが主な特徴で、EMUI 10ベースのAndroid 10がプリインストールされています。ただし、Googleが提供するモバイル向けサービス(GMS)は機能しない模様。価格は299ユーロ(約3.6万円)、欧州で3月2日から先行販売される予定です。なお、日本市場での発売は未定となっています。
Huawei P40 Liteのスペック
今回明らかになったHuawei P40 Liteのスペックは以下の通りです。
- SoC:Kirin 810
- メモリ:6GB
- ストレージ:128GB(拡張ストレージあり)
- ディスプレイ:6.4インチ(1,080 × 2,310 フルHD+対応)
- ディスプレイ備考:画面左上にパンチホールあり、IPS LCDディスプレイ、画面占有率90.6%
- インカメラ:16MP(f/2.0)
- 背面カメラ:48MPメインカメラ + 8MP広角レンズ + 2MPマクロレンズ + 深度センサー
- 本体サイズ:159.2 × 76.3 × 8.7mm
- 本体重量:183g
- バッテリー:4,200mAh(40W急速充電対応、30分で70%充電可能)
- 本体側面に指紋認証センサー搭載
- Android 10ベースのEMUI 10搭載(※GMSは機能しない)
- デュアルSIM、USB-Type C、3.5mmイヤホンジャック対応
- 本体カラー:ミッドナイトブラック、サクラピンク、クラッシュグリーン
欧州では、3月2日から先行販売される予定です。価格は299ユーロ(約3.6万円)と、お手頃感がありますね。
また、Huawei P40 Liteを事前予約した場合、Freebudsワイヤレスイヤホンとスクリーンプロテクターが無料で提供されるようです。
【注意】GMSは機能しません
残念ながら、Huawei P40 LiteではGMS(Google Mobile Service)は機能しません。
GMSが機能しないということは、Google検索はもちろんYouTubeやGmail、GoogleMapsといった便利なアプリが利用できないことを意味します。Google Playストアも利用できないので、おそらくHuawei Mobile Services(HMS)が提供する「Huawei AppGallery」経由でのアプリインストールが主な機能拡張方法だと思われます。
本体スペックは悪くありませんが、GMS非対応だとやはり不便な感じがしますね。
Huawei nova 6 SE (7i)とほぼ同じ
今回発表されたHuawei P40 Liteは、中国やアジアで発売されたHuawei nova 6 SE (7i)の欧州版といえるモデルです。事実、スペックに違いはほとんどありません。
Android 10ベースのEMUI 10が利用できるとはいえ、GMSが機能しないとなると、利便性としてはイマイチな感じがぬぐえない印象。ただ、6.4インチの大画面にクアッドカメラと魅力的なポイントも多いHuawei P40 Lite。購入すべきか迷うところです。
Source:GIZMOCHINA
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