Huawei Japanは、本日午前10時頃、同社の2019年下半期フラッグシップ「Huawei Mate 30 Pro 5G」を日本で発売することを明らかにしました。
この端末の発売は、技適の取得や公式Twitter上での予告などによって以前から予想されていました。今回は噂通り、正式発表に至った形になります。
主なスペック
海外版と比較して日本向けに仕様変更された点は特に見当たらず、GMS(Google Mobile Services)も残念ながら非搭載のまま。必要なサードパーティ製アプリは、Huawei独自のアプリストア「Huawei AppGallery」からダウンロードする必要があります。
Huawei Mate 30 Pro 5G(海外版)のスペックは下記の通りです。
・ディスプレイ:6.53インチ有機EL (1176 x 2400px)
・サイズ:158.1 x 73.1 x 8.8mm
・重さ: 198g
・本体色:ブラック, スペースシルバー, コズミックパープル, エメラルドグリーン, オレンジ, フォレストグリーン
・OS:Android 10
・SoC(チップセット):Hisilicon Kirin 990 5G (7 nm+)
・メモリ:
8GB
・ストレージ:
256GB (microSD対応)
・リアカメラ: 3D TOF + 40 + 40 + 8MP
(OIS(光学手ぶれ補正))
・インカメラ:3D TOF +32MP
・バッテリー容量:4500mAh、40W急速充電, 27Wワイヤレス急速充電, リバースチャージ
・ステレオスピーカー, 32-bit/384kHzオーディオ 、IPX 8, 水面下での使用が可能、イヤホンジャックなし
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販売情報
4月中旬の一般発売を前に、3月28日から100台限定の先行販売を予定。本日から今月25日まで、WEB上で予約を受け付けます。
一般販売価格は12万8,800円(税抜)。先行販売では1万円の割引に加えて、ノイズキャンセリング搭載ワイヤレスイヤホンのHuawei Freebuds 3をプレゼント。まさに大盤振る舞いとなっています。
カラーリングは、オレンジの一種類のみ。美しいと評判のスペースシルバーやコズミックパープルは、残念ながら見送りになりました。オレンジという(比較的)マイナーなカラーが選ばれた理由は何だったのでしょうか?海外でオレンジが余ってたのかも
ちなみに同製品の先行予約ページでは、同意条項の中に「私は、本商品がグーグルモバイルサービス(GMS)の代わりにファーウェイモバイルサービス(HMS)を使用しており、かつ、グーグルのアプリは本商品にプリインストールされていない事を理解しました。」という但し書きがあります。さすがにこのあたりは、日本での展開に際して慎重な様子が見受けられます。
楽天モバイルの4Gへの対応はどうなる?
Huawei Japanによると、「4G通信に関しては、4キャリア全てとモバイル通信の互換性テスト、いわゆる相互接続性試験(IOT)を実施している」とのこと。「4キャリア」が「3大キャリア+楽天モバイル」であると考えれば、今回発売されるHuawei Mate 30 Pro 5Gに、楽天モバイル(自社回線)のSIMを差し込んでも、4Gであれば使える可能性があります。
ただし、3月16日時点で、楽天モバイルは自社販売分Huawei P30 Liteでの動作保証をしていますが、Huawei Mate 30 Pro 5Gについて言及はしていません。今後の展開が気になるところです。
半年遅れか
すでにP40の話題で持ちきりなのに今これを投入する意味がよくわからない
Google抜きだから一部好事家しか選ぼうとしないだろうし、そういう人は新しいものに目がないからなあ
それだけふぁーが苦しいってことだろうか