先週、Huaweiのフィリピン法人は、SNS上でMate 30シリーズの先行予約開始を発表しました。これが、Mate 30シリーズの中国本土以外での初の発売となります。
海外発売一番乗りはまさかのフィリピン
You can now pre-order the Mate 30 Pro for P50,990 or the Mate 30 for P34,990 until Nov. 28 to get freebies worth P5, 580!
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— Huawei Mobile PH (@huaweimobileph) October 28, 2019
先行予約ではMate 30が約74,500円、Mate 30 Proが約108,700円となっています。それぞれRAM / ROMが8GB / 128GB、 8GB / 256GBという構成で販売されます。
また、11月8日までの予約でそれぞれ約11,700円するワイヤレス充電器、カーチャージャーが無料でプレゼントされます。
Googleアプリは使えず
Huawei Mate 30シリーズは9月にヨーロッパで行われた発表イベントで正式発表されましたが、未だにヨーロッパでは販売されていません。今現在、Huawei本社のある中国本土で発売されており、つい先週Mate 30 5G版が発売開始されたところです。
アメリカ政府による事実上の禁輸措置により、Google関連アプリを搭載できなくなったMate 30シリーズ。欧州での販売は事実上白紙になりました。
フィリピン発売はGoogleアプリ非搭載スマホの中国国外での売れ行きや反応を確かめる先行テスト的な役割があるのかもしれません。
Mate 30シリーズ概要
Mate 30シリーズ最高峰のMate 30 ProはHuawei社最新のフラッグシップモデルです。
SoCはKirin 990、6.53インチでリフレッシュレート90Hzの1176 x 2400 px、HDR対応の有機ELディスプレイを搭載します。ファブレットということもあり、スタイラス(Huawei M Pen)にも対応しています。バッテリーは4500mAhと大型ながらも、Huawei Supercharge (40W) 及びHuawei Supercharge Wireless (27W)に対応。充電速度も文句なしです。指紋認証と3D顔認証を搭載し、ハードウェアはまさに全部入り仕様となっています。
しかしながら、アメリカ政府によるHuaweiに対する事実上の禁輸措置により、Mate 30シリーズにはGoogle関連アプリが搭載されていません。ハードウェアは素晴らしいのですが、ソフトウェアに難があるスマートフォンとなっています。
Source : Huawei(フィリピン)
もうマレーシアとかで売ってた気するけど?