今年の4月に”自動車の製造はしない”と明言したHuaweiですが、スマートフォンでドライブを快適にするアプリケーションはもう実用段階まで開発が進んでいるようです。以下の動画でMate30 Proから車を操作する様子が確認できます。
この動画は中国の大手ニュースサイト「IT之家」が報じたものですが、はめ込み合成の精度が荒く正式なものなのか、疑問が残ります。しかし、9月26日に上海で行われたMate 30シリーズの発表会にもHuawei HiCarのデモがあったようです。
動画ではHuawei HiCarによってどのような機能が利用可能となるのか説明しています。まず始めに、エアコン、窓、ワイパー、ドアロックといった基本的な車の機能の操作が可能です。加えて、車のカメラを使用して写真やビデオを撮影することもできます。これは何番の駐車場に止めたっけ?と忘れてしまった場合に加えて、防犯面でも活用できそうです。
また、ナビ画面にはリマインダー、目的地へのナビ、音楽の再生、通話への応答、音声アシスタント機能などがカード形式で表示されます。残念ながらこのアプリで自動運転に関する機能は提供されないようです。
Huawei HiCarは、Mate 30シリーズから提供が開始され同じくフラッグシップモデルであるPシリーズがこの機能を利用できるようなるとHuaweiは発表しています。
ところで、Huawei端末利用者はHuawei HiCarの文字をみて何か感じないでしょうか。そう、HuaweiのカスタマーサポートのアプリはHuawei HiCareであり大変紛らわしいですね。正式リリースでは愛着のわく、かっこいい名前がついていることを期待しましょう。
Source:GIZMO CHINA,艾瑞网
これは逆に車のハッキングが容易ということなのでは…?