大手キャリア3社でMNP予約番号を発行する際、機種変更に利用できるポイント、通称「MNP引き止めポイント」を貰えることがあります。キャリア変更せずにiPhone SEへの機種変更を検討されている場合も、一旦はMNPの意向を示して交渉をしてみる価値はあります。
今回はMNP引き止めポイントについて簡単に解説します。これを知っているのと知らないのでは機種変更のお得度が段違いですので知っておくといいですよ!
目次
MNP引き止めポイントとは?
MNP引き止めポイントはキャリア各社がユーザーを自社に引き止めるために発行する機種変更時に利用できるポイントです。
人によってもらえるポイント数が異なりますが、おおよそ5,000-20,000円分のポイントが貰えるようです。なお、それぞれ
- docomo-dポイント
- au-WALLETポイント
- Softbank-Tポイント
がもらえます。なお、どれも機種変更限定ポイントですので他の用途に利用することは出来ません。
非公式のポイントであり、誰でももらえるものではありません。非公式なポイントですので発行基準も不明であり、謎が多いものとなっています。
MNP引き止めを貰う方法
MNP引き止めポイントはその名の通り、MNPをしようとする際にユーザーにMNP転出を考え直してもらうために発行するポイントです。
もらうためにはMNPをしたいという意思を表示する必要があります。具体的には、
- 151,157,113などのキャリア各社のお問い合わせ番号からMNP予約番号を発行する
- オンラインでMNP予約番号を発行する
といったことをとすると、オペレーターもしくはアプリ、サイト上でMNP引き止めポイントの案内がなされます。
具体的にはこのようなやり取りをします。
docomoの場合
MNP引き止めポイントが有ることを確認した後、151へ電話
↓
4→2とダイヤルし、ネットワーク暗証番号を入力。MNP予約番号発行の手続きをすすめる。
↓
オペレーターから本人確認をされた後、MNPをする際の注意点を聞いた上、MNP先を聞かれる。
↓
MNP引き止めポイントの提案を受ける。
MNP引き止めポイントの提案はオペレーター次第であったりなかったりします。その際は単刀直入に「機種変更で使えるポイントの付与はありますか?」と聞くと良いでしょう。
なお、MNP引き止めポイント目当てに電話すると混雑する原因となり、迷惑となってしまいます。My docomo、My au、My Softbank上で確認したうえで、本当に機種変更すると決めたときにだけ電話するようにしましょう。
また、MNP予約番号は発行するだけでは自動解約とはなりません。間違えて発行してしまっても問題はないですので安心してください。
MNP引き換えポイントを貰う基準は?
MNP引き止めポイントは非公式なポイントですので、ポイントがもらえる明確な基準はありません。
しかし、一般的には以下のような人はポイントがもらえやすいと思われます。
- 長期間契約している人
- 光回線も契約している人
- 家族も契約している人
- 料金を滞納したことない人
- 更新月で違約金のかからない期間にMNPを希望する場合
つまりはキャリアにとっての優良顧客は引き止めポイントが貰える可能性が高いです。特に、更新月で解約するのに違約金がかからない人はMNP転出をする可能性が高いため、MNP引き止めポイントが発行される可能性が特に高いです。
しかし、時期にもよることがわかっています。筆者は12年の長期契約回線では4/11時点で11,000円分のポイントがもらえることを確認していましたが、翌週の4/18時点では全くポイントが貰えませんでした。4/16(日本時間)のiPhone SE発表が影響しているのでしょうか。
一方で、過去には2年未満の短期契約回線で2万円分のポイントを提案されたこともあります。本当に基準は不明です。
MNP引き止めポイントでお得に機種変更しよう
MNP引き止めポイントを利用することで、いつもよりもお得に機種変更をすることができます。
一般的にMNPをすると平均約22,000円分の割引がもらえますが、機種変更でもMNP引き止めポイントである程度割引がもらえます。
普通に機種変更するのは本当にもったいないですので機種変更の際は是非活用してみてくださいね!
機種変更はオンラインショップがおすすめ!
いままでは各キャリアショップで独自の割引施策がありましたが、総務省の規制で各店舗の割引をするのが難しくなっています。
キャリアショップではむしろ頭金・契約手数料と言った料金が上乗せされる傾向にあります。
キャリア各社のオンラインショップではこういった手数料が無料なうえ、面倒な待ち時間もありません。感染症の流行といった最近の情勢もありますので機種変更の際にはぜひオンラインストアを利用しましょう。
auの引き止めポイントは店頭でしか使えないんではないか?