HuaweiのサブブランドであるHonorが、ドイツ国内の列車内で紛失したというプロトタイプのスマートフォンに対して5000ユーロ(約60万円)の懸賞金と共に情報提供を呼びかけています。
https://twitter.com/HonorGermany/status/1120264291595313152
Honorのマーケティング部門で働く男性社員のMoritz Scheidlさんは祝日に家族に会った後、ミュンヘンに向かうため、ICEというドイツ高速鉄道に乗っている最中でした。列車に乗っている間にMoritz Scheidlさんは会社から支給されていたプロトタイプのスマートフォンを自分のカバンに変に潜り込ませてしまったと感じましたが、カバンの中を探せば見つかると思い気にせずにいました。
帰宅後にそのプロトタイプのスマートフォンを充電しようとカバンから探し始め、その時にカバンに入っていないことに気づいたそうです。(本人談)
プロトタイプであることを理由に悪意のある人物がMoritz Scheidlさんのカバンから盗んだのか、それとも彼がカバンに入れたつもりが列車内で落としてしまっていたのか、真相は分かっていません。
失くしてしまったというプロトタイプのスマートフォンですが、元々はHonorがその製品の公式発表前の不具合チェックのためとして、社員らに配り、試用させていたものだったということです。端末の特徴としてはグレー色のカバーがつけられており、デザインがカモフラージュされていたことも分かっています。
Honorは失くなってしまったプロトタイプのスマートフォンを返却した人物に対し、懸賞金を払うということです。
懸賞金の金額よりも、社員への罰が重くて話題となったHuawei系の企業に務めるMoritz Scheidlさんが心配です。
Honorドイツの連絡先(情報提供): de.support@hihonor.com
Source: Honor(ドイツ)Twitter, Bild
一昔前のAppleみたいなプロモーションするんだな、という印象。