HUAWEIからHonor 10X Liteが発表されました。10Xシリーズの一員で、Honor X10 5Gの廉価版という位置付け。しかしKirin 710にセンターパンチホ―ルディスプレイ、クアッドカメラなどスペックは十分、本体も高級感のある仕上がりです。
Honor 10X Liteはまずは中東とロシアをターゲットにしており、サウジアラビアやロシアで11月から販売される予定。GMS (Google Mobile Service)に対応していないというネックもあり、2万円台という価格設定ながらどこまで市場に受け入れられるかは少し疑問です。
Honor 10X Liteのスペック
- SoC : Kirin 710
- GPU : Mali-G51
- OS : Android 10
- RAM: 4GB
- ROM : 128GB(microSD対応)
- ディスプレイ : 6.67インチ 2400×1080 20:9
- リアカメラ : 48MP(F1.8)+8MP(広角 F2.4)+2MP(マクロ
- F2.4)+2MP(深度センサー F2.4)
- フロントカメラ : 8MP
- サイズ : 165.65 × 76.88 × 9.26 mm
- 重さ : 206g
- バッテリー : 5000mAh(急速充電 22.5W)
- カラー : アイスランディックフロスト ミッドナイトブラック エメラルドグリーン
- 防水規格 : なし
- 端子 : USB Type-C イヤホンジャック
- 認証方式 : 指紋認証 顔認証
- その他 : デュアルSIM(NanoSIM) NFC Bluetooth v5
- ネットワーク : 4G Wi-Fi(802.11 2.4G/5G)
Honor 10X Liteのスペックは上記の通り。Kirin 710は2.2GHz+1.7GHzのオクタコア。Snapdragonの700には及ばないものの日常使いには困らない性能(Antutuスコア13万点程度)です。RAMも4GB搭載されています。
ディスプレイは6.67インチと比較的大型で、センターにパンチホールがあります。この辺りは趣味や感じ方ですが、個人的にはサイドにあるパンチホールよりも高級感がありデザインとしても美しいと思います。
リアカメラは48MPをメインにしたクアッドカメラ。公式サイトにあるフォトサンプルの通りに写るかはわかりませんが、充実した構成でしょう。
バッテリーは5000mAhと大容量。その分本体重量は206gと少々重めです。カラーバリエーションは3色用意されており、心なしか中東らしいカラーリングになっています。
価格は799SARで約23,000円となっており、25,000円を切るインパクトのある価格設定です。カメラ性能と大容量バッテリーが売りの低価格モデルですが、中東・ロシア市場でどこまで受け入れられるでしょうか。
Source: Honor
Kirin使うんだ