フィリピンでの発売からグローバル販売がスタートしたHuawei Mate 30シリーズ。香港やスペインでひっそりと発売されている中、インドネシアでも先日からHuawei Mate 30 Proの販売が開始されました。
価格は12,499,000ルピア=約96000円となっています。
目次
グロ版もGoogle Play(GMS)はナシ
中国大陸版のHuawei Mate 30シリーズにGoogle PlayをはじめとするGoogle系アプリが搭載されていないのはいつも通りですが、フィリピンで発売されたグローバル版Mate 30にもGoogle系アプリは搭載されていません。
Googleモバイルサービス(GMS)の搭載がアメリカ制裁の影響によって禁じられたHuaweiのデバイス。これはつまり、Google Playに加えGoogleアシスタント等のGoogle系アプリがインストールできないことを意味します。
Google系サービスの使用はブラウザ上でのみ可能。Huawei Mate 30がGMS非搭載であることは大きなデメリットです。
そこでHuaweiモバイルサービス(HMS)を搭載
Googleモバイルサービスを搭載することができないHuaweiが解決策としたのが、Huaweiモバイルサービス(HMS)と呼ばれるものです。これは、Huawei AppGalleryをはじめ、HMS CoreというGoogle Playサービスに代わるアプリ管理パッケージです。
Huawei AppGalleryはGoogleモバイルサービス搭載の端末でも利用することができ、プリインストールされているアプリストアです。
国と地域によって違いはあるものの、Huawei AppGalleryではTikTokやAmazonなどのメジャーなアプリはある程度揃えることができています。とはいえ、Google Playと比べればアプリ数は劣ります。
日本発売は5G版ならあり得る
今年の11月14日に日本国内で新製品発表会を行ったHuaweiですが、そのイベント後にウェブメディアのengadget(JP)はインタビューを行っています。
Huaweiの日本法人の呉波氏(デバイス部門プレジデント)は以下のように述べています。
Mate 30シリーズについては5Gに対応する製品として、日本国内での発売を検討しております。ただし、標準モデル(4G)に関しては発売する計画はありません
Mate 30 Pro 5GまたはMate 30 5Gが発売されるとすれば来年前半でしょう。
引用:engadget
おまけ Google PlayがあるMate 30
中国大陸版が発売した直後は、中国国内のセラーが側が一度開封してGoogle PlayをインストールしたHuawei Mate 30を販売する手法が行われていました。後にセラーが使用していたインストール方法が対策され、一瞬にしてGoogle Play搭載の個体が高値でまとめ買いされたということもありました。
おまけ2 洗濯機と化したHuawei Mate 30 Pro
https://twitter.com/RODENT950/status/1176843710572765189
大きな正円を描くカメラが特徴的なHuawei Mate 30シリーズですが、海外ではそのカメラ部分を洗濯機に見立てるアイデアあふれるカバーが話題を集めています。
Source: Huawei Indonesia
はよ制裁解除してくれい…
そしたら光の速さでポチるから
あと洗濯機ケースの猫カワイイ